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市役所妖怪返送担当『怪し課』七話目 更新しました

今月のお知らせはまずは怪し課の方から。

最後の更新が去年の末ということで
だいたい半年以上開いてしまいました。

まぁ、オハシラさま→潮鬼と波狼のときは
一年半ぐらい開いてたので多少はね?


というわけで、2021年の夏
怪し課最新作も季節に合ったネタでお送りいたします。


市役所妖怪返送担当『怪し課』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880673440

単の虫
【前編】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880673440/episodes/1177354054934425618

【後編】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880673440/episodes/16816700426454894810

今回は『単の虫』。ひとえのむし、と読みます。
聞きなれない読み方でしょう。殆ど造語に近いからね。

毎度のお楽しみ、妖怪のネタなんですが
文字の並びを見ればわかるとは思いますけども
虫・単→虫単→蝉。
セミです。なんて捻りのない。

夏の風物詩であるセミが
どう妖怪の形に落とし込まれるのか。
是非とも本編を読んで確認してくださいね!


あとはまぁ、投稿に至るまでの裏話的なものを少しだけ。
実はこの単の虫、アイデア自体は去年の夏の時点で出てたわけで_(:3」∠)_

きっかけは一つのツイート。
『虫に単と書いて蝉のくせに、複数でいるとは生意気な』
と文章を添えた、蝉が二匹写っている写真でした。

過去のワイ、なんて不毛なことを呟いているのだろうか。

ただ、こんなツイートでも何かのきっかけにはなるもので
アイデアマンである相互フォロワーのみぺこさんから
『十二単(じゅうにひとえ)というのもありますし、
重ねるのを前提にした単(ひとつ)なのかもしれません』と。

なるほどつまりは虫単(むしひとえ)。
いい響きやないかいと。
そこからあれよあれよと連想ゲームで膨らませていったわけです。

ただ、温めていたというか、タイミングを逃したというか
ある程度膨らんだのは良かったのですが
そこからズルズルと一年以上お蔵入り。

核となるネタが決まっていても、
その他細かい部分を固めるまでが長いのはいつものこと。

題材の関係で夏に投稿したかったのもあるのですが
どうしても“ある日”にまでは間に合わせようと思ったわけで。

流石にこれ以上は置いておくめぇということで
決起して筆を執ったのは、“ある日”の三日前。

様々なパーツを足したり削ったりして――
結果としてはギリギリでしたが
なんとかその日のうちに投稿できたわけです。

投稿日は八月六日。さて何の日か。
人によってはパッと出てくるかもね_(:3」∠)_

あれやこれやと詰め込んだ『怪し課』最新話
是非ともお楽しみください。

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