「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330647645850625)、本編完結しました! 燦珠たちの人生も翔雲の治世もまだまだ始まったばかり、続編の構想も練っているところではあるのですが、カクヨムコンテストの応募作ということで、ひとまずの区切りで完結とさせていただきます。
「後宮の闇も陰謀も、歌と舞で解決します!」とはキャッチコピーに据えた一文ですが、本当に燦珠は歌って踊ってるだけで物語を展開しきったのはちょっとすごいのではないかと思っております。
全体で約25万字と、書籍にすると上下巻分くらいのボリュームになっております。コンテスト的には恐らく単行本一冊分で完結したほうが良い気がしますが、四章(鳳凰の舞~「陽春皇子」登場)までで12万字ちょっとということで、上下巻として良い感じのバランスと評価してもらえると良いなあと思っております。前半も後半も、見せ場は沢山詰め込んだつもりですしね……!
中華もの・演劇ものとして、雰囲気作りにこだわった言葉遣いをしつつ、読みやすさも考慮してルビを振りまくっております。ジャンルに馴染みがないという方にも好評をいただいておりますので、ぜひ一読いただければ、と思います。元気いっぱいの明るいヒロインが、我が道を行くだけでなぜか周囲が明るくなって救われるという、爽快な物語になっております。周囲を固めるキャラクターも悪役も多彩ですし、歌や舞の描写は華やかで美しいはず。ひとまずの完結を機に、多くの方に読んでいただけますように&絢爛な舞台の世界に浸っていただけますように。
なお、本編は完結しましたが、番外編はまだ残っております。明日から前日/後日談を4話公開し、1/31に完結設定とする予定です。なお、公開予定のエピソードのラインナップは下記の通りです。また、限定近況ノートでもさらに別のエピソードを上げます。
1/28更新 霜烈、梨詩牙を知る
霜烈が霜烈になったばかりのころ&本編開始直前のエピソードです。
1/29更新 燕雀、再会する
喜燕と玲雀の再会です。
1/30更新 燦珠、慰謝料を請求する
終章第3話の後、隼瓊たちに怒られてしおしおの霜烈、に追い打ちをかける燦珠です。
1/31更新 梨詩牙、決意する
詩牙(燦珠の父)と、褒美を届けに行った隼瓊による「うちの子がどうも」合戦
本編には入りきらなかったけどどうしても書きたかった&大事なところもあったりするので、最後までお楽しみいただけると幸いです!