掲題の通り、今日はお知らせが三つあります。
まずは、まずは、カクヨムにも掲載しております拙作<b><a href="
https://kakuyomu.jp/works/1177354054951619232">「狼将軍の生贄の花嫁」</a></b>が、小説家になろうにて開催された第10回ネット小説大賞にて、コミックシナリオをいただきました!! Webtoon(縦読みコミック)アプリのcomico様にてコミカライズ予定です。
配信開始時期など、決定次第お伝えしたいと思います。
受賞自体もこれからの展開もとても楽しみで浮かれております。すでにお読みいただいた方もこの機に開いていただける方も、この作品を見守っていただけると幸いです。
ふたつ目のお知らせは、<b><a href="
https://kakuyomu.jp/works/16816700426462965069">「聖女が堕ちれば地獄に花が咲く」</a></b> の完結です。
約二十万字を約一年かけて、ややゆっくりめのペースでしたし途中に休載も挟みましたが、無事に完結にこぎつけられて安心しております。
ダンテの「神曲」の記述「コキュートスの中心地ジュデッカには神に背いた魔王ルシファーが封印されている」を知っていると物語の全容がバレバレだったのですが、完結まで指摘されることがなかったので(黙っていてくださったので?)良かった(?)です。罪と罰、赦しと贖罪についてとかが書きたかったような気がします。あとは、異なる時代と異なる国、名前だけ知っているような人たちの真実は──というようなところ。歴史の裏の真実的なお話が大好きなのでした。
書き始めてから舞台や動作がものすごく限定される(例えば風景も代わり映えしないし、場繋ぎにお茶を呑んだり食事をしたりのシーンができない)のに気付いて「か、書きづらい……!」となっておりました。無事に完結出来て……本当に良かった……。
「地獄でまた会おう」という台詞、いかにも復讐もので闇落ちした主人公が言いそうなのですが、本作では明るく爽やかに纏まったのはちょっと面白いのではないかと思います。ご意見ご感想など、お聞かせいただけると幸いです。
そして最後に。新連載を開始しました。
<b><a href="
https://ncode.syosetu.com/n3988hq/">「転生した悲劇の王妃は今世の幸せを死守したい」</a></b>です。
あらすじ
「悲劇の王妃」は孤独と絶望のうちに短い人生を終えた。
幼くして海の向こうの異国に嫁ぎ、粗暴な夫やその愛人に悩まされ、幼い息子を残して息絶えた──小国の王女アンナリーザがその「前世」を思い出したのは、お見合い用の肖像画を見た瞬間だった。「彼女」を見殺しにした前世の夫が、転生した彼女に求婚して来たのだ。
また売られるような結婚を強いられるのかと絶望しかけるアンナリーザだが──
……という感じのお話です。第十五回書き出し祭りに出した作品の改題・改稿版になります。いつも通り、理不尽な状況に置かれたヒロインがぷんすこしながら立ち向かうお話ですね。今回は、今世の家族や環境に恵まれているので割と安心してお読みいただける、でしょうか。奮闘するヒロインを見守っていただけますように。
ということで、受賞作も完結作も新連載も、それぞれご愛顧いただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。