カクヨムでの活動ではないお話で、恐縮ではあるのですが。
宮崎県美郷町主催の第二回みさと文学賞で日本放送作家協会賞をいただいた拙作「唄をうたひて」がコミカライズされました&単行本として発売されました!
コミカライズのお話自体はだいぶ前に決定していまして、twitterなどでは呟いていたのですが、この度やっと続報というか決定報をお伝えできます。
「美郷町の<物語資源>を意識したテーマの文学賞」への応募作ということで、同町出身の「薄幸の佳人」小野葉桜さんの生涯を描いた短編です。
若山牧水とも交流があり、歌人として、政治家として故郷の名士になっていたかもしれない彼が、どうして不遇のうちに生涯を終えることになったのか、彼の心の裡は──を掘り下げておりますす。
原作を書いたのが自分であるということはもはやあまり関係なく、小野葉桜さんの生涯や作品がもっと世に知られて欲しいという気持ちでいっぱいです。創作者として共感し、揺さぶられずにはいられない生涯の方ですし、家族や故郷に向けた想いが溢れる歌の数々も優しくて情感に満ちているのです。
書誌情報は下記の通り、amazonなどでも注文可能なので、よろしければお読みいただけますように。