昨年のクリスマスから更新が止まっていた「ちっちゃいけど、お国を守っているつもりです。」の最新話を先ほど投下してまいりました~。予定では12月上旬にはUPするはずだったのに、なんという遅筆……m(^ ^;;;)m
この後、クリスマスに女子会やって、正月明けにひとつ出来事があって、二月に「事件」があって、年度末には……、という展開をリアルの季節に合わせて出していきたかったのに、もはやトンデモナイ手遅れ状態です。おそらく、クリスマスネタは梅雨頃に書きあがるでしょう。もうナメクジレベルのトロさ……。すいませんですm(_ _)m
長々続いた「国際合コン忘年会」の話は六本木を舞台にしているのですが、今回の「……忘年会(6)」では、佳奈さんが家に向かうシーンに関連して大江戸線や西武新宿線の話が出てきます。正直、どこまで書き込むべきか悩みました。地下鉄の大江戸線なんて東京近辺のお方以外には「なにそのヘンな名前」という感じでしょうし、西武新宿線に至っては埼玉県南部在住のお方しかご存じないだろう、というローカルぶりなので……。
言い訳を兼ねてここで補足いたしますと、大江戸線というのは、都心を「数字の6を横倒しにしたような形」に走っている地下鉄です。すでに多くの地下鉄網がある都心に後から作られた地下鉄なので、ものすごーく深いところを走っています。
Wiki見ましたら、六本木駅から月島方面(23区内東側)に向かう電車が入るホームは、日本で最深なのだそうです(作中、佳奈さんが使っているのは逆方向行きのホームで、月島行きホームの上部に設置されています。地下鉄のホームはアイランド式になっていることが多いと思いますが、大江戸線の場合は、アイランド式の空間を確保することもできず、トンネルを上下に二本掘り、ホームを二階建て構造にしてあるのです)。
トンネルが狭いので、その中を走る大江戸線の車両は他の地下鉄より小ぶりになっています。埼玉在住という設定の佳奈さんが都内に出る時は新宿や池袋界隈にアプローチすることになりますので、彼女が地下鉄を使うなら、丸の内線、有楽町線及び都営新宿線のいずれかというパターンが多いかと想像するのですが、この三線で使われている車両の幅は皆280ミリ前後です。これに比べ、大江戸線の車幅は250ミリ。30センチの差は結構視覚的に違和感を覚えます。私が初めて大江戸線に乗った時は、車内に入った瞬間に「!」と感じました。狭くてすごい圧迫感で……。その時の印象を、まんま作中に書いてます。
そして、ローカルもいいところの西武新宿線なのですが、この線のターミナル駅である「西武新宿駅」は、いわゆる「新宿駅」に繋がっていません。なので、作中で佳奈さんと朴さんは夜の新宿を走る羽目になってるのですが、こういう細々したところを書いても、大抵の読者様にとっては「知らんがな」の話だろうし……、といまだにかなり不安です。
ちなみに、新宿駅で出口を間違えると、西武新宿駅まで800mくらい歩かされたりします。なので、西武新宿線沿線の人たちも西武新宿駅はあまり使っていないという噂で……。そんな状況なので、新宿から帰宅する時はこの使えないターミナル駅経由で帰ると座れる可能性が高いという特典があったりするようです。
関係ないですが、佳奈さんの自宅の最寄り駅として設定されている「狭山市駅」は、入間基地に歩いて行ける駅でもあります。基地に一番近いのは、西武池袋線の「稲荷山公園駅」ですが(何しろ基地の中に駅があるので)、この駅は航空祭の日は恐ろしく混むので、通で健脚なお人は「狭山市駅」から40分ほどかけて基地まで歩くのをオススメします。途中で滑走路際を通るので、運よく離陸する飛行機に遭遇した時はスペクタクルな光景を体験することができますよ~✈
と、いらんローカル&オタク情報でございましたm(_ _)m