• 現代ドラマ
  • 歴史・時代・伝奇

ハートとお星様に感謝です/ポルトガル人の人名について

 かなり、わちゃわちゃとした投稿になったのに、最新話までお読みいただいてありがたいかぎりです。

 実はまだ推敲中でしたが、別のWEB小説サイトでやはり戦国時代でサッカーをするネタがチラリと出てきましたので、この先ネタが万が一被ると困るので急遽、見切り発進としました。でも、まだ訂正が終わりません。頑張ります!

 さて、ポルトガル人の登場人物名は実際に史料に出てくる名前です。

 1541年に豊後に漂着したのはディエゴ・ゼイモトとクリストヴァン・ボラーリョの二人。ポルトガルではこの年を西洋人の日本初上陸、葡日の交流の開始としています。

 アントニオ・ダ・モタ、フランシスコ・ゼイモト、アントニオ・ペイショートこの3人が1543年に種子島に鉄砲を伝えたとされています。記録でもこの3人はアユタヤでディエゴ・ヂ・フレイタスの船から脱走しています。ただ、その脱走の年がいつかは曖昧です。

 ディエゴとフランシスコは名字が同じゼイモトですが実際に血縁関係かどうかは分かりません。

 もう一つ、モタ氏の名前がアントニオでなくクリストヴァンの可能性もあるようです。どっちにしてもファーストネーム被ってしまいますね。

 もう1人のアントニオ、アントニオ・ペイショート(ペイショットと表記されますが、私にはペイショートと聞こえます)は影が薄く、種子島上陸後の記録がないようなので、上陸前に死亡したのではという説もあります。だとしたらお気の毒に。

 フェルナン・メンデス・ピントも実在の人物で、自分がジパング一番乗りで鉄砲も伝えたと主張していますが、矛盾が多すぎるので「だが、お前はダメだ!」扱いされているようです。

 そもそも鉄砲伝来についての情報が錯綜している原因の大半はピント氏のせいのような気がします。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する