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『マダ』のあとがきのようなもの

どうも。海です。

タイトルの通り、『マダ』のあとがきのようなものを書こうかなと思います。

『“The life is beautiful” to you』に引き続き重いお話、というか救いのないお話?でした。
色々と試行錯誤して書き上げた作品だったので、読みにくい部分もママあったかと思いますが、読んでいただきありがとうございました。

ジャンル的に何になるんですかね?
個人的にはちょっとしたミステリの部類なんだろうか、みたいなことを考えながら書いてました。正直今読み返しても分からない。

この作品を考えた背景は、ずっとこんな話が書きたいと頭の中にあったから、ただそれだけです。
ただ、それでも機会がなく、ずるずると時間が経つ毎日。そんな日々の中でも頭の中で鳴り続ける音楽のように、この物語だけがずっとぐるぐると回っていました。
そんなある日、「もう限界だ! 書こう!」となって書き上げた作品です。

あの日の自分はある種の破壊衝動的なものに突き動かされていたんだろうナァと、今なら冷静に考えられますが、当時の自分はもう早く吐き出してしまいたいという思いでいっぱいでした。

掲載の準備をしながら、「よくこんなの書いたな……」って思った部分もありました。結婚観のところとかとか。
まあ、そんなところは別にいいんです。「アナタ」なりに気に入った部分があれば、良ければ教えてくださいな。

タイトルについても少し触れておきます。
この作品、最初はもうそのまんま『幸嘉』となる予定でした。しかしながら、それだと面白みに欠けるかと、無い頭をうんうん絞って思いついたのが、この『マダ』というタイトルでした。
最後まで読んでくださった聡いアナタは、あの言葉と、殺人鬼を意味する「murderer」を掛けているんだなとすぐにピンと来たかなと思います。
うん。それだけのお話。

ちなみに、本当にちなみになお話なんですけど、この作品の掲載が始まった日は満月の夜だったんです。しかしながら、当日は全国的に雨。内心(おいおいマジかよ。どうしよう、掲載は翌月にしようかな?)なんて考えてたんですけど、今後のスケジュールのことを考えて断念しました。ちなみに4月の満月は明後日の4月24日(水)らしいです。ピンクムーンなんて呼ぶらしいですよ。かわいらしくてステキですね。

さて、『マダ』をもう読んでくれた「アナタ」も、これから読んでくださる「アナタ」も。
この作品を愛してくれるのなら、作者の私はもちろん、幸嘉とネエネエ、それから勝太もきっと喜んでくれると思います。

それから、明日4月23日(火)からは新しい作品の掲載が始まります。こちらは毎日13:00更新の予定です。
そちらは少し明るい話ですので、どうか気負わず読んでいただければ幸いです。
あぁ、そうだ。少し早いですが夏の午後のお話です。
どうか読書好きの『アナタ』が楽しんでくれたらなと願いつつ、ここで筆を置かせていただきますネ。

これからもどうぞよろしく。



作品URL:https://kakuyomu.jp/works/16818023214172496615

一話URL:https://kakuyomu.jp/works/16818023214172496615/episodes/16818023214172954498

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