どうも。海です。
タイトルの通り、『紅い記憶』のあとがきのようなものを書こうかなと思います。
概要にもありますが、『銀色の残響』の前日譚になります。
お楽しみいただけたとしたら幸い。
さて、『紅い記憶』ですが、所属していた部活で「R-18作品書くよ!」と言われ、おっ挑戦してみっか~と思いながら書いた記憶があります。
『銀色の残響』を読んでくださったアナタなら分かるかと思いますが、あの人のお話です。個人的にあの人のバックボーンは初期の段階で結構しっかりと固まっていて、どうせなら彼女以外の目線でそのことを書けないかと考え、書き上げました。
ちなみにあのキャラは本来登場する予定のないただのモブの予定でした。
あのときの自分、マジで何があったんや……。
私の作品は結構な頻度で〈愛〉をテーマとして書くことがあるのですが、結構露骨に出てきたナァと読み返しながら、他人事のように考えていました。
特にこの作品では肉欲を伴う恋慕の愛を、可能な限り無機質に描くことを心がけた記憶があります。それが表現できているかは分かりませんが、悪くはないなといった気持ちです。
個人的には束沙の独白にも似た叫びがお気に入りだったりします。
今後も様々な形で〈愛〉について書くことがあるかもしれません。
そのときは「おっやってるねぇ!」ぐらいに思っていただけると。
ただ、個人的に描きたいテーマは〈愛〉だけではないので、今後も自分の作品でそれらを描いていきたいナァと思う次第。頑張ります。うっす。
あぁ、そうだった。『紅い記憶』のタイトルについて少しだけ触れさせてください。
この作品のタイトルは凛として時雨さんの「紅い誘惑」という曲から来ています。なんなら、初稿はガッツリとタイトルが『紅い誘惑』でした。
しかしながら、これ誘惑ではないよナァ……と思い、誘惑→記憶に変更しました。
今ではこの『紅い記憶』というタイトルは案外気に入っています。
さて、『紅い記憶』をもう読んでくれた「アナタ」も、これから読んでくださる「アナタ」も。
この作品を愛してくれるのなら、作者の私はもちろん、飛鳥と束沙、そしてあの人も、きっと喜んでくれると思います。
これからもどうぞよろしく。
海
作品URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818023213424042598一話URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818023213424042598/episodes/16818023213424097785銀色の残響URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818023212628330368