ええっと、いきなり今までのイメージを覆しかねない内容ですね。
この後多分もっと酷いことになります。お気になさらず。
紹介文の所にも書きましたが、「白の断章」のオリジナルは十年以上前に書かれたものです。
たまたま昔の色々をほじくり返していたときに発見したもので、放っておくのもどうかと思ったので再公開に踏み切りました。
うむ、失うものなど何もない。
で、6章までしかなかったんですね。
最初読んだ時は「えー、途中までしかないじゃん」となったんですが。
これ、よくよく読むと6章まででちゃんと終わってるんです。
だから「断章」なのかぁ、とか、十年前の自分にしてやられた気分でした。
とはいっても、読者にそれを突きつけるのはあまりにもアレなので。
当時の構想自体は記憶していたこともあって、それをベースに、現在の自分による解釈を加えて。
蛇足であると判りつつも、7章を追加してみました。
うーん、何度読み返してみても過去の自分に勝てない・・・
幻想文学的であり、ホラーでもあり、というなかなかアレな内容でして、やっぱり人気が出るようなものとも思えないのですが。
「折角だから」というただその一言において、全公開です。
7章だからぴったり一週間、毎日更新でお届けします。
十年前の自分とのセルフコラボレーション。
今のNESのルーツをしっかりと持つつも、何処かに違和感を感じさせる、十年前のNESの世界をお楽しみいただければと思います。