水澤シン

カーバンクルのメランとその飼い主の歩夢。 一匹と一人の奇妙であたたかな日常です。 一話につき300～400文字程度なのでさくさく読めると思います。

召喚士育成学園、『冴木坂学園』 そこで一際目立つ生徒がいた。 召喚に秀いでる者。 速さに秀いでる者。 強さに秀いでる者。 バラバラな彼らは、何を思い、何を見るか。 これは、その…

目の見えない少年クノンの目標は、水魔術で新たな目を作ること。 魔術を習い始めて僅か五ヵ月で教師の実力を追い越したクノンは、 その史上初の挑戦の中でさらに才能を開花！ 魔力で周囲…

「このライトノベルがすごい！2020」（宝島社刊） 単行本・ノベルズ部門＆同部門新作 W1位 につづき、 「このライトノベルがすごい！2021」（宝島社刊） 単行本・ノベルズ部…

『困ったら《何でも屋》さんを訪ねなさい』 　おとぎ話のような祖母の言葉だけを頼りに、彼女はその扉を開けた。 　BOOTHにて販売中の『まるでお伽噺のように』の第一章を限定公開…

妖精王──レディ・リリィと呼ばれる者は、惑星(ほし)の記憶から預言を詠むことが出来る者である。 初代妖精王が現れておよそ二千年。世界は預言無しでは回らないほどにまでなっていた。

拝啓知らない世界を見る君へ(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892990267)のサイドストーリー 裏切りのカミサマ(https://ka…

女は夢を見る。親友の最期、そして始まり。 悲劇を繰り返してはならない。 内に秘めた正義のために、女はゆっくりと世界を、自分を壊していく。 前作「スノウドロップ」より、およそ25…

ひとりの男と、巡り来る夏にまつわる短編集。エピソードは随時追加いたします。 『星を待つひと』―男と、彼が海岸で出会ったイルカの話。 『清夏』―男と、小説を書くのが好きだった少年…

単発のファンタジー短編集。随時更新。 ※19/4/17 読みやすいよう、シーンごとに小分けにしました。 ◆時計塔のリリス “もうすぐ時計塔が止まり、人の世界が終わってしまう”…

双子の天使が住まう街。 星に満ち溢れた静かな街。 彼らに課せられた任はひとつ。 輪廻転生、未来への祝福。 繰り返す毎日に、彼らの心は塗り替えられていく。 この街は美しく、そして悲…

※この物語はフィクションであり、実際の団体、組織、個人とは関係がありません。 「ボクは『ロキ』、裏切りの神だよ」 　にこやかに微笑む少年に片桐は言葉を失った。 　全てを失った…

川崎市 高津区 溝の口にある人外専門お助け組織「西萩相談事務所」 新たなメンバーを迎え、騒がしいながらも平穏な日々を過ごしていた西萩と船江。 だが、そんな彼らにまたも事件の気配が…

『個』を『個』と判断するものは何だろうか。 記憶だろうか。 記録だろうか。 知識だろうか。 知恵だろうか。 もしそれが記憶だというのなら、 記憶こそが『個』を『個』と判断するのだ…