こんにちは。
いつも作品をお読みいただいたり、評価やコメントをくださり、ありがとうございます。
このあとがきも、残すところ3作となりましたね。
お読みいただいてる方がいらっしゃるかわかりませんが、もう少しお付き合いいただければと思います。
さて、今回は、8作目『正義の反対側』について書いていこうと思います。
これは、「アイデアもの」と「想いもの」のうちの「想いもの」になります。
(何かわからないという方は、最初のあとがきをご覧いただければと思います。)
今回のテーマは「正義」ということで、私自身も強く関心のあるテーマであるとともに、色々な想いがあるテーマです。
よく、様々な創作作品で「正義」側と「悪」側が戦い、正義が勝つという、いわゆる勧善懲悪ものがあるかと思います。
しかし、本当に世の中そんなに単純なのか、というところから書いたものです。
私がこう思った理由として、大学時代教授に言われた一言があったのですが、それは最後に述べたいと思います。
正義以外にも、今回のテーマとして、「アルドたちと同じように各時代に行ける」、「アルドたちと同等、もしくはそれ以上の力をもつ一見敵のキャラ」ということも、念頭において考えていました。
このお話は、突如として各時代で異変が起き、アルドたちがその犯人たちを追っていくが、その犯人たちは実は……といった内容ですが、構想時は、この「実は……」に該当する部分は考えていませんでした。
第3話くらいを書いていた時に、「そっちの方が面白いし、ドラマ性がある!」と思って、書き換えたんです。
また、このコンテストがあるとなった際に考えていた案の中に、各時代の組織を全部使うというものがありました。
実際に書くとなると、サブクエストの範疇に収まらなさそうだったことと、若干の無理やりな感じが否めなかったので、没にしたんですが、ここで活きることとなりました。
そのため、色んな組織が出てきています。
さて、こんなところで、次回から、各話について触れていくこととします。
では、今回はここらへんで……