こんにちは。
いつも作品をお読みいただいたり、評価やコメントをくださり、ありがとうございます。
毎日、一話ずつ書いたお話を見返しながら書いているこのあとがきですが、こうやって、改めて自分の書いたお話をみると、誤字が多くてびっくりします。
(これなら、コンテストに落ちたのも、わかる気がします。)
さて、今回は6作目『出逢いと別れの狭間で』の第3話「航海せし旅人の水浴み場にて」について書いていこうと思います。
まず最初に出てくるのは、仲睦まじい夫婦ですね。
馴れ初めの話が続いていって、最後に女性が夫の名前を呼んだところで、アナデンをプレイした方は、国立劇場の演目の一つ「人魚姫」のお話だと分かっていただけたのではないでしょうか?
もちろん、人魚であるということを言うわけにはいかないので、そこらへんはアレンジを加えています。
続いて出てくるのは、猫を連れた老人と、二人の怪しい女性ですね、
こう見ると、起こっている事件自体は、残虐非道なもので許されることではないですが、このご老人のふんわりとした雰囲気が、その殺伐とした感じを和らげてくれているように思います。
最後に出てくるのは、神官と女性ですね。
端から見て、お互い両思いだということがわかっているのに、何もできずにいる恋愛ほど、楽しくてむずがゆいものはないんじゃないでしょうか?
それにしても、この神官は仕事も大事だけど、それよりもまず人間であるということに気付いている点は、見習うべきではないかと思います。
また、こういう話に関して、アルドは仲間に呆れられるくらい鈍感ですが、そういうことに疎いからこそ、案外いいことをさらっと言ったりします。
(これは、本当に根がいいということの表れなのでしょうね。)
そして、その後、星の夢見館のあるじが出てきて、次元の狭間へと誘います。
さて、少し短いですが、こんなところで、次回は第4話について、書いていこうと思います。
では、今回はここらへんで……