こんにちは。
いつも作品をお読みいただいたり、評価やコメントをくださり、ありがとうございます。
ついにコンテストの結果がでましたね!
私は、10作品書きましたが、残念ながら選ばれませんでした……。
(私はもう一年就活、頑張りたいと思います。)
選出された方、おめでとうございます!
中間発表は終わりましたが、あとがきは全て書き終わるまで続けようと思うので、もしご興味のある方は、お読みいただければと思います。
さて、今回は、4作目『おもいでのわすれもの』の第2話「きえなかったともしび」について書いていこうと思います。
前回のお話では、アルドとエイミがエセルと出逢ったところでしたが、今回は、謎の協力者とのお話になります。
まず、第2話で出てきたキャラクターについてです。
エセルと同様、映画「オズの魔法使い」のキャストの名前からとっています。
メアリーは、謎の協力者のリーダーである女性ですが、このメアリーは「オズの魔法使い」にでてくる良い魔女を演じた女優ビリー・バークの本名メアリー・ウィリアム・エセルベート・アップルトン・バークからとっています。
しかし、お話の後半で、本名がブレイナードであることが判明します。
このブレイナードは、「オズの魔法使い」の悪い魔女を演じた女優マーガレット・ブレイナード・ハミルトンからきています。
すなわち、偽名が良い魔女で、本名が悪い魔女という、まさにキャラクター性を表す名前となっていたというわけです。
また、メアリーの部下にジョン・アーヴィング・ウォレスが出てきます。
この3人はそれぞれ、「オズの魔法使い」でドロシーの仲間となる案山子・ライオン・ブリキを演じた俳優さんからとっています。
ジョンはブリキを演じたジャック・ヘイリーの本名ジョン・ジョセフ・ヘイリーから、アーヴィングはライオンを演じたバート・ラーの本名アーヴィング・ラーヘイムから、ウォレスは案山子を演じたレイ・ボルジャーの本名レイモンド・ウォレス・ブルカオからとっています。
さて、お話についてですが、協力者だと言っていたメアリー達は、最後でその正体を現すわけですが、お話をすべて読んでいただいた方は分かっていただけたかとは思いますが、メアリーは一概に悪者であるとは言えない感じでしたね。
どのような大人であっても、元は純粋な子どもだったということです。
また、部下たちに対しては、レンリ・セティー・ヴィアッカが活躍します。
割と、未来の組織はお話にも使いやすいし、割と好きなので、他のお話でも出てきます。
そして、おそらく今までなかなかうまくいっていなかった復興への道の中で、やっと見つけた光が、こうしてまたダメになってしまい、普通だったら心が折れてあきらめてしまうかもしれません。
しかし、エセルは前向きに考えていましたね。
これは、エセルが語っていた理由の他に、もう一つの理由があるからだと思います。
そのことは、最後までお読みいただいた方はお分かりいただけたのではないでしょうか?
また、エセルの姿に、悩んでいたエイミは複雑な思いを抱いています。
似たように一つの目標に向かっているがあまりうまくいっていない者同士だけど、自分は悩んでて、エセルは前向きである、そんなところでどうしても比べてしまうようです。
こんな、境遇が似てる人ほど、比べてしまいますよね。
私自身、非常に思い当たるところがあります。
そんな三人は、いよいよトト・ドリームランドへと向かいます。
さて、そんなところで、次回は第3話について書いていこうと思います。
では、今回はここらへんで……