こんにちは。
いつも、作品をお読みいただいたり、評価やコメントをくださり、ありがとうございます。
最近忙しくて、なかなかプレイできていないので、非常にうずうずしております……。
さて、今回は、第2作目『想い抱きし姉妹と時空超えし兄妹』の第3話「正義は片を求むが如く」について書いていこうと思います。
今回は5人姉妹のうちの、三女であるツァイのお話になります。
ツァイとは、カシオペア座の5つの星のうちの一つの名前Tsihからきています。
この星は、年月が経つにつれて、その明るさが変わる変光星で、かつ複数の星が連なる、連星であるという特徴を持っています。
これらから、ドローンを連れていて、感情の浮き沈みがあるキャラクターにしています。
また、ドローンのセウスは、カシオペア座とも縁のあるペルセウス座からとっています。
次にお話の内容についてですが、前の2つに比べると、非常にサブクエストっぽいお話になっているのではないかと思います。
また、第1話と第2話はそれぞれ、少しベクトルは違いますが、哀しみの中でそれでも何かしらの行動をしようとしているようなお話でした。
ですが、このお話くらいから、お話の確信に触れていくとともに、より「良いこと」と「悪いこと」の間というところで、行動する様が見えてくるようになっているかと思います。
(『「正義」と「悪」』というテーマは、割と好きなので、第8作目でも取り上げています。)
また、いわゆるお嬢様系の口調のキャラクターというと、アナデンでは、シュゼットやシンシアのようなお転婆で少し癖のあるキャラクターを想像されるかと思いますが、ツァイはそういったキャラクターではなく、お姉さん的な色が強く感じられるのではないかと思います。
さらに、後半には、姉妹の母親ペイアについての話が出てきます。
ペイアというのは、カシオペア座のモデル、カシオペイアからとったものです。
何とも怪しい匂いが立ち込める内容ですね。
そして、最後には今までなかなか本心の掴めなかったツァイの本音が垣間見えるかと思います。
さて、こんなところで、次回は、第4話について書いていこうと思います。
では、今回はここらへんで……