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ツチノコ10:なかなかコメディに戻れない

https://kakuyomu.jp/works/16817330666557495210/episodes/16818093072900548419

怪異さまナー☆TSU・CHI・NO・KO そのジュウ ヤスデちゃん

 …と、書きだそうとして分ったこと。前回の「ツチノコ9」、ノートに書いてなかった(汗)。また後でノートを残しておきます。

 さて今回。謎の宇宙人もどきフラットウッズをこれまた操る謎の少女ヤスデ。その正体について。あっけなくバラすの巻です。
 以前にもノートで書きましたが、この「ツチノコ」は「あまり謎を引っ張らない、勿体ぶらずに情報はどんどん読者に開示していく」という方針で書いています。私が並行で進行している「沼蛇の魔女と石の巨人」、あっちがねっとりもったいぶって匂わせだらけなので。流石に二作ともそれは芸が無いし書いててツライ(苦笑)。
 そして何より、本作は基本は明るく楽しいコメディなので。ポンと出た小ネタの謎はこれからも、「次の回であっけなくわかる」くらいのテンポ感で進めていきます。

 さてそこで、そのヤスデの正体ですが。「大百足の娘」です。ムカデの子供がヤスデというのは生物的にどうか?というツッコミどころはまぁ、妖怪なので華麗にスルー。
 大百足、「かつて妖総大将だった頃の土蜘蛛の腹心の家来」。今後もう少しツチノコ本編でもその人となりとかは説明するつもりですが、お急ぎの方はネタバレになりますが、こっちをチラ見していただければどんなキャラなのかはお分かりいただけます。

https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382/episodes/16817330654951047459

 で、大百足が最後に討ち死にしたというのがこっちのエピソード。

https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382/episodes/16817330652666712614

 いやまったく。書いた自分が言うのもアレですが、「ツチノコ」とひどい温度差というか。かなり悲惨な話なので。今回はさすがに「ツチノコ」の方もシリアスに寄らざるを得ませんでした。
 次回はハッチャケたいな、と。そのために軽いオモシロエピソードの閑話回を入れようと思うのです。

 で、その犠牲者になる予定なのが、これまた今回登場の新キャラ、謎のコッテコテ厨二こじらせ女「八ッ神恐子」。もう名前からしてすでにヒドイ。いや実は、公開直前まで「響子」だったんですが、もう一押しクドイ厨二を注入したといういきさつ。
 でまぁ、今回はわりとカッコよく登場したわけなんですが、次回でコイツに大いにずっこけてもらおうかと(含み笑い)。乞うご期待。

 なおちなみにこの八ッ神恐子、こいつも実は私の過去作の既存キャラというか。全然関係ない独立した短編小説から転用・本作用に再設定しなおしたキャラ。

https://kakuyomu.jp/works/16816700427984569297/episodes/16816700427984577786

 こちらに登場する「丑の刻参り女」、もちろん全然別の物語世界なのですが、彼女が八ッ神恐子のパラレルワールドのパラレル存在みたいな感じです。なのでこれをお読みいただくと、八ッ神恐子が何を企んでいるのかということも大体わかる、そういう仕組みです。

 不定期更新ですが、頑張って続けます。よろしくお願いいたします。

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