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沼蛇の魔女:ゲームで言うならステージ1

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沼蛇の魔女と石の巨人 第20話 開戦(その二)

 ……その半ば、というところでしょうか。魔城玄関前の戦い、次回あたりで最初の中ボスを登場させてみたいと思っています。

 実はまだこの小説、そういう喩えで言うと全部で何ステージあるのか、作者である私にもわかっていませんが。

 今回は登場キャラそれぞれのシーンについて、空白行を置いてみました。
 漫画で言う「コマ割り」です。それを文章でやってみよう、という趣向。
 私の書くものは「台詞ごとに空白行」という、ネット小説ではよくあるというあの形式は今まで採っていません。やはり空白行は「場面転換」にだけ使いたいな、と。ただそれを今回は細かくして、各キャラの動きにあわせて「視点切り替え」をやってみたかった。
 さてその効果はいかに(?)

 前回のノートで「ケイミーの見せ場を書きたい」と言ったのですが、今回は字数の都合上そこまで届かず。最後の引きにかろうじて。
 あとさらに前のノートで「大魔城出現」というサブタイトルを予告してあったのですが……全然そこまで展開が届いてない……そして実はその前に中ボス戦を入れたいので、もうちょっとお預け。

 乱戦の中、一人何かに恐れ迷うオーリィが、もちろん今回の眼目。これまでの展開で「この世におよそ怖いものなどなさそう」だった、見方によってはゴーマンな彼女の心中にある隠された傷、その匂わせです。
「猫と男」がキーワードなので、頭の片隅にどうぞ。

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