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平安京大怪獣パニック(迷走)

https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382/episodes/16817139558523936908

 三の巻「燃える都」、新章公開しました。
 相変わらず、書けば書くほどにわからないことが増えます。

 例えば、「国司の印形」とやら。さらっと書いてありますが、平安時代もだんだん下ってくると、印鑑から花押(つまり手書きのサイン)に変わっていくのだそうで。どっちがいいのかという問題とか。

 西の京(右京)で蛇神が大火災を呼ぶわけですが、実は平安京の西半分は開発途上だったというか、相当寂れていたらしく。それは文中でも蛇神に(ややわざとらしく)説明させましたが問題は……大火災が起きるほど家々があったのか?ということで。流石に大内裏に近い北の方なら、とは想像しつつ、具体的にどこからとは書けないので、その辺はさらりと誤魔化し(汗)。

 後半の牛車のシーンも。そもそも何人乗れるのか、乗るなら誰と誰か乗っているべきか……ここで、姫の母親が乗っていないことにご注目下さい。これはすごく迷った点なのですが、不自然かもと思いつつ、母親を同乗させると話がごたつくのでいないことにしたんです。いやでも、普通一緒に避難しますよね?やっぱり不自然か?ううむ……
 いやそもそも!この大災害から逃れるのに、本当に牛車を使うか??平安時代の姫が徒歩で逃げるのは考えにくいので乗り物に乗せたんですが、牛車遅いよね?小回りも効かなさそうだし、避難に使えるのか??

 そして難問がもう一つ。蛇神、大きい大きいとは言ってますが、正確には一体どれぐらいの大きさなのか?
 鎌首をもたげた状態で、羅城門よりは、大きいらしい。地割れに体がまだ半分くらい埋もれてるとして……と考えていって、またもや躓くのが「度量衡」問題。
ここで40mとか80mとか、メートル法を使うと雰囲気台無し。かと言って、何丈何尺とか書いても、読者のみなさんはもちろん作者のワタクシ自身がピンと来なくなるという……なので、敢えて!ハッキリ書かないという逃げをうっています。
 
 そんな次第で。解決不能な問題が次々と出て来るのを、次々と、しれっと誤魔化して、書かれた本章。
 絶賛ツッコミ待ちです。いやホント、是非ご教授下さいという気持ちです。

 あと根本的な問題はやはり、平安時代を舞台とした王朝もので、大怪獣出現というのはどうか(苦笑)。ワタクシの書くものの常とは言え、いくらなんでも読者需要が掴めてなさ過ぎるのでは(汗)?
 

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