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こういうのは二次創作とは言わないのかな?

https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382/episodes/16817139558523766269

逆理桜紅葉(さくらともみじ さかさのことわり)、一の巻「蟲愛づる姫君」。

序章に続き、第一章公開です。

今回のこれ、原作である「堤中納言物語」中の一編「虫愛づる姫君」の、前半の展開をほぼ踏襲しています。もちろん、ワタクシの考えている今後の展開に合わせて、色んなところを変えてあるわけですが。
とくに、姫の性格は原作の姫とは大分違います。
原作の姫は「痛快な人物像」というか。誰に何を言われても堂々と自分の「好き」を貫く、オタクの鑑みたいなキャラなのです。なぜ虫を好むのかと問われれば、いろんな屁理屈はこねたりしますが、どうも根底は「好きな物は好きなのよ、何か文句あんの?」と思っている風情がプンプン。
が、ワタクシの姫は何やら辛気くさいような、若干メソメソしたところもある、暗い陰を背負ったキャラでありまして。彼女が虫を好むようになったことには、作者のワタクシが理由を考えてあります。

どうもそこが(苦笑)。野暮というか蛇足というか原作クラッシュというか、ヘタな二次創作なのかもなぁと心配してるところではあります。

というか、実際原作は面白いです。コメディとして現代のわれわれにもすんなり楽しめる一編なので。妙な改変の罪滅ぼし方々、ご一読をオススメしたいところです。

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