https://kakuyomu.jp/works/16816452219601310062/episodes/168171395547323353668 ~品評会・蝙蝠の告白~(4)
この4章分の「蝙蝠の告白」は、全編の要ともいうべき部分でした。
ここを読んでから今までの叙述を思い出すと、色々と腑に落ちる……そういう構成で引っ張ってきたつもりなのです。ですが、果たしてうまく書けたかどうか?
本作はある意味「ミステリー」風の物語です。ただし、
「Why I was killed?」、「私はどうして殺されたのか?」という変則。
異世界転生という設定なら、「死者に、死者自身の生前の物語を語らせることが出来る」。なればこその趣向というか。そういうサスペンスにしたかった。
ただしあくまでミステリー「風」。私は残念ながらトリックづくりが出来ないので……
最大の難所は、どうやら越えました。完結まで、あとわずかです。