【執筆中のつぶやき】
リアルであったら、凄くイヤだけれど、小説の中では「超クール」(?)だと感じる展開に、【毒舌の応酬】があると思います。
(個人の意見です)
これ、仲が悪くて、頭の良いキャラ同士でないとできないと思います。
それを書くためには、作者は、キャラふたり分、頭をひねらないといけません。
ええ。――そうです。
「こういう展開を好きだ」と言うからには、私は頑張って、ソレを書こうとしているわけです。
(「書けている」とは、言ってない)
そんなわけで。
毒舌の雰囲気を盛り上げる、裏技(?)をひねり出してみました。
ずばり。
会話の途中で、【偉そうな仕草】をさせる。
毒舌の応酬のときに限らず、毒舌を吐くようなキャラは、たいてい偉そうですから。
現実ではあまりみかけないような気がするけれど、小説には出てくる偉そうな仕草というと……。
鼻を鳴らす、喉を鳴らす
大仰な身振り手振り
声高に言い放つ
(声を張り上げる、怒声を上げる、とかも?)
演技めいた口調
嗤笑、冷笑、嘲笑、苦笑、失笑……
……書き出していたら、だんだん、自分の人格が歪んでいくような気がしてきました。
【更新予定】
摂政の使いに案内され、エルファンは地下から上階へと移った。
奥で待っていたのは、純白の略装に身を包んだ、摂政カイウォル。
エルファンは漆黒の長い裾を翻し、歩みを進める。
『表』と『裏』の王家の末裔のふたりが、今、対面を果たす――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第一章 夏嵐の襲来から
3.表裏一体の末裔たち-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330652071954763 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※第三部 第一章は、
2023年2月17日 ~ 2023年4月21日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「エルファン VS カイウォル」
エルファンとカイウォルの直接対決です。
どちらも、今まで中心となって描かれることのなかった人物なので、いざ、書き始めると……。
「このふたり、なんか似ている?」
――と、思いました。
本来の性格は、それぞれ違うはずなのですが、相手をやり込めてやろうという状況に直面すると、あれれ? どっちも、慇懃無礼野郎なんじゃ……?
「エルファンが言いがかりをつけて、カイウォル黙らせる」という、無謀な作戦『表裏一体の末裔たち』は、あと2話続きます。
【次回予告】
エルファンに対し、娘セレイエの名を出してきた摂政カイウォル。
摂政は更に、彼女が「〈神の御子〉の男子を産んだ」と告げた。
何故、それを明かす?
摂政の真意は、いったい何処に?
奈落の黒い瞳で、奸計の貴人が雅やかに嗤う――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第一章 夏嵐の襲来から
3.表裏一体の末裔たち-3
よろしくお願いいたします。