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脇役のドラマ

【執筆中のつぶやき】

小説の中心となるべき人物は、やはり主人公であるべきなのだと思います。

作品全体の文字数によっては「主人公と脇役」の関係のみを書くにとどめておくほうが良さそうです。

――しかし。

脇役にだって、ドラマがある!
文字数無制限なら、「脇役と脇役」の熱いドラマを見てみたい!(個人の趣味です)


主人公の引き立て役ではなく、『彼』なり『彼女』なりの人生が、そこにあり、『彼』なり『彼女』なりの、人間関係がある。

「主人公と誰か」のドラマだけだと、物足りない。

何故なら、確かに「主人公」は「誰か」さんたちの影響を受けて成長していくけれど、「誰か」さんたちのほうは主人公からの影響だけで生きているわけではないのだから。


※その結果。拙作は100万字を超えた……。



【更新予定】

 菖蒲の館で、〈蝿〉との決着をつけた日の午後。
 シュアンは、ハオリュウの屋敷を訪れた。

 シュアンは語る。
 仇だった〈蝿〉という男が、なんのために生きて、なんのために死んでいったのかを。

 それが、ふたりの間で交わされた黙約の終焉――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第十章 蒼穹への黎明と

  2.心魂を捧ぐ盟約-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817139558809794953
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。


※第二部 第十章は、
 2022年9月9日 ~ 2022年11月11日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「シュアン」

今回と次回の全2回の『心魂を捧ぐ盟約』エピソード。
前回のエピソードから、半日ほど時間を戻して、〈蝿《ムスカ》〉の庭園から脱出した日の午後の物語です。

前半となる今回は、シュアンがハオリュウのところに行って、顛末を説明したところまで。
ここまでだと、まだ「ぼやけた感じ」だと思います。

このエピソードの重要なところは、後半部分。

――というわけで、余計なことは言わずに、次へ行こうと思います。



【次回予告】

 ハオリュウが父を失い、自身も足に一生、残る傷を負った日。
 涙ひとつ見せずに復讐を語った糞餓鬼の彼と、シュアンは黙約を結んだ。

「俺の手は、俺の手であるけれども、あんたの手でもある。
 ――あんたは、この手が選んだ結末を……」

 そして。
 ふたりの間で、新たなる盟約が交わされる。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第十章 蒼穹への黎明と

  2.心魂を捧ぐ盟約-2


 よろしくお願いいたします。

8件のコメント

  • 主人公以外も主役級にして書きたいですよね。
    私は大河ではなくシリーズものにしているので、一応の主人公をおいているものの、いろんなキャラを主役にした話も書いています。
    その結果、主人公が喰われつつあるので、本編をしっかり書かなきゃって反省しています(汗)。

    でも楽しくてやめられません(笑)。
  • まーさん
    こんばんは!
    コメントありがとうございます。

    「主人公以外も主役級にして書きたい」――そうそう、そんな感じ、そんな気持ちです。
    シリーズものなら、本来の主人公以外が主役でも自然ですね!
    主人公が喰われるのも、なんか分かります。脇役のほうが癖が強かったりするからかなぁ……。

    主人公以外のキャラを中心に書いていくと、その物語の世界が立体的に広がっていく(?)ような気がします。(伝われ、この感じ!)
    主人公が見ることができる世界は、その世界のごく一部でしかないわけで、だから、他のキャラから見た世界を合わせていくと深みが出て、『本物』になっていく……ような?
    ちゃんと考えないと、矛盾が起きたり、破綻したりするんですけどね(汗)
    でも、「ちゃんとできた」とき、そうか、私はこういう世界を書いていたんだ! と感激(自画自賛?)します。

    いろいろ考えるの、楽しいですよねぇ。
  • 私も脇役、大好きです。
    それだけで白飯一杯いけます(笑)。

    脇役愛を語る場が欲しいと本気で思う今日この頃。

  • 佐木さん
    コメントありがとうございます。

    脇役は美味しいですよね。
    時と場合に依りますが、「主役がやったらアウト」なことも、脇役なら許される。むしろ、それが、そのキャラの味になる、なんて気がします。

    脇役愛。
    こんな近況ノートを書いているあたり、私の脇役愛は近況ノートにダダ漏れ……?(笑)
  • こんばんは~(*´▽`*)
    脇役も魅力的な物語はよいですよね~(*´▽`*)
    でも、確かにしっかり書こうと思ったら、超長編になってしまいますよね……(><)


    >そして。
    >ふたりの間で、新たなる盟約が交わされる。

    ハオリュウとシュアンの今後が気になっていたので、この文章に、とってもとってもほっとしました~!( *´艸`)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます!

    脇役を書きまくって、超長編ですよ~!
    何しろ、主人公不在のエピソードの多いこと、多いこと……。
    今回は、かろうじて、ルイフォンがちょこっと出てきていますが、次回は確か、まったく出てきません。

    ――なにしろ、そう。「新たなる盟約」ですので。

    この次回予告、ネタバレだなー、と思ったのですが、そもそも、エピソードタイトルが「盟約」なんで、ここはもう、いいかぁーと(すみません……)。

    ハオリュウとシュアンの今後、気にしてくださり、ありがとうございます!
    というわけで、次回は、(たぶん、予想がついていると思いますが)、そんな感じ! です。
  • 私も脇役のドラマを観たいし、書きたい派です。脇役は主人公の引き立て役ではなく、ちゃんと彼らの考え方や人生があるんですよね。そうした脇役独自の存在感が垣間見えるような小説は深みがありますし、豊かな人間性を持った人物1人1人が重なることでドラマが生まれ、作品そのものも面白みを増していくのだと思います。

    どんな登場人物についても人生の一端が垣間見えるような作品を書きたいと常々思っています。
  • 瑞樹さん
    コメントありがとうございます。

    そうそう、私もそう思います!
    「脇役は主人公の引き立て役ではなく」ですよね!
    たとえ敵対したとしても、主人公のためにライバルになっているわけではなくて、彼(彼女)が考えた結果として、主人公と敵対している。
    ……たとえ、作者が『ライバル』として設定したのだとしても、「彼(彼女)の人生を考えたら、彼(彼女)が主人公のライバルになるのは必然だった」というふうに書いていってあげたいですよね。

    豊かな人間性を持った人物、私も書いていきたいです!
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