【執筆中のつぶやき】
カクヨムコン、読者選考期間も終了しましたね。
皆様、お疲れ様でした!
私は今回、メインの長編と、新規(ただし、新作ではない)の短編、そして、ひっそりと旧作の短編をたくさん(2作以上出すと、何かが当たるらしいということだったので……)を出していました。
新規の短編『機械仕掛けの御伽噺』に、たくさんの応援、コメント、評価を頂きました。
実は、これほど読んでいただけるとは、思ってもいませんでした。
しかも、こんなにも、たくさんのコメントを頂けるとは!!
どうもありがとうございました!!
メイン長編は、まぁ……………………残念。
(というわけで、今更ながら、タイトルとキャッチコピーをいじろうかなぁ……。
そもそも、空白行がない時点で、読む人を選ぶんだよねぇ。
他のサイトでは、空白行を入れたところもあるけど、カクヨムくらいはそのままにしたいなぁ……)
あとは、毎度のことなのですが、ヨム側として――。
すでに評価を入れているイチオシ作品たちを、新たに評価することができないのが、もどかしい……。
アルファポリスのように、コンテスト用の「持ち点」形式だったらなぁ……。
(以前、要望を出したことはあるのですが、ダメみたいですねぇ……)
【更新予定】
先輩を死に追いやった〈蝿《ムスカ》〉は、確かに死んだ。
けれど、その死は、とても安らかだったと思う。
結局のところ、俺は、ローヤン先輩の仇を討てたのだろうか?
先輩の妻になるはずだった女性に、ことの顛末を告げに行く。
妊婦の彼女に、亡くしたお袋の面影を重ね、俺は家族を思い出した――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第三部 海誓山盟 第二章 黄泉路の枷鎖よ
幕間
不可逆の原理
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330668709583775 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 投稿します。
※これで、予定通り、第三部 第二章の投稿が終了となります。
拙作にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
第三部 第三章の開始時期は、まだ決めておりませんが、第四章までは書き上げておりますので、どうか、しばらくお待ち下さい。
よろしくお願いいたします。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「俺の『家族』になってくれないか?」
シュアンとミンウェイの「その後」の幕間です。
(とはいっても、前半は、第二部から第三部の間に、シュアンが先輩の彼女(奥さん)を訪ねたエピソードなんですが)
シュアンとミンウェイは、いきなり同居です。
ふたりとも、今までの生活を切り捨ててきてしまったため、ハオリュウが住み込みの使用人として雇うことにした――という状況なので、なし崩しに一緒に住むことになりました。
しかし、「同じ家に住む同僚」ではありません。
だから、やはり、言うべき言葉があるはず。
というわけで、なんと言うべきか。
そう考えたとき、自然と浮かんだのが「俺の『家族』になってくれないか?」でした。
思えば、シュアンもミンウェイも、家族に恵まれていませんでした。
ミンウェイは、鷹刀の屋敷に来てから、たくさんの家族に囲まれて幸せではありましたが、どこか「部外者」という意識がずっと消えずに残っていました。やはり、彼女の中では、父(ヘイシャオ)との生活が「家族(家庭)」だったのだと思います。
シュアンも、幼いときに家族を失ったきり。(彼の少年期については、いろいろ設定を考えたものの、本編とは関係がないので謎のまま)
こんなふたりなので、これから新しく『家族』を作っていこう。
――という、言葉になりました。
私の中で、なんか、しっくりきました。
これを書くために、シュアンとミンウェイを書いてきたのかなぁ、と。
このふたりを見守ってくださった方々、どうもありがとうございました。
彼らについては、(たぶん)これで決着です。
最後に。
……リュイセン、ごめんよ…………、本当に悪かった……。