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【神様】である作者が、キャラクターの『心の奥底』を書く

【執筆中のつぶやき】

現実の人間の『心の奥底』は、計り知れません(たぶん)。

しかし、小説ですと、【神様】である作者が、

「A子は口では強がりを言っていたが、本当は寂しかったのだ。」

と、書けば、「A子ちゃんは『心の奥底』では寂しかった」ということが、事実になります。


だから【神様】は、このチート能力をうまいことを使えば、『驚きの展開』も思うがまま……

   え、ちょっと待て。
   A子ちゃん、さっき、めっちゃ元気だったよね?
   ちっとも、寂しそうに見えなかったけど?

――と、読者が思ったところで、【神様】が言うことは絶対です。
A子ちゃんは寂しかったのです!

   待て待て待て!
   そんな【神様】なんか、信じねぇぞ!


こうして、信じてもらえなくなった【神様】=作者からは、読者が離れていく…………。


……【神様】は、まったくもって、万能ではないようです……。
(対処法は、伏線と描写かなぁ)


※……何故、ここで、こんなことを書いているのかって?
 そりゃあ、ちょっとチート能力使っちゃったかなぁ、と……反省会ですよ。



【更新予定】

 窓の外から、草原を抜ける風音が聞こえる。
 寄せては返す波のように。

 すべての想いは、潮騒の鎮魂歌に乗せて。

 彼岸に渡った彼らに、別れを告げよう……。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第九章 潮騒の鎮魂歌を

 最終話
  6.波音の子守唄-3
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817139557345661971
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「波音の子守唄」

第二部 第九章 最終話。
そして、ミンウェイの「決着」です。

いろいろなご意見があるとは思いますが、ミンウェイとヘイシャオ・〈蝿《ムスカ》〉については書ききったと思います。
更には、『四つ葉のクローバーの男の子』の話まで出てきて、かなり、ぎゅうぎゅうなエピソードになってしまいました。けれど、あの男の子の件にも触れなければ、ミンウェイの「決着」にはならないかと思って、詰め込みました。

※『四つ葉のクローバーの男の子』は、第二部 第三章と第四章の間の幕間『白詰草の花冠』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054918429252)で、幼いミンウェイに求婚した貴族の男の子です。

『比翼連理の夢』のエピソードは、〈蝿《ムスカ》〉(=『彼』)への救いでもありましたが、「ミンウェイが、決定的にフラれる」ためのものでもありました。

もし、あそこで『彼女』が出てきてくれなかったら、ミンウェイは永遠に死んだ人を想い続けることになったと思います。
それが悪いこととは限りませんが、ミンウェイにはちゃんと前を、未来を見てほしい。
そんな思いから、『比翼連理の夢』~『波音の子守唄』は、少し、ひねくれた展開となりました。
期待された展開ではないかもしれませんが、作者としては、一番、納得の行く形になりました。


「決着」は迎えましたが、「解決」でもなければ、「結末」でもありません。
ミンウェイは、これからです。


第二部 第九章 完結いたしました。
ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

この章の第1話目のときに、
9月2日には、「実に、『デヴァイン・シンフォニア』らしい章だった」と言っていただけると良いなと思っております。
――と、書いたのですが、果たしていかがだったでしょうか。


このあとは、来週金曜日から、第二部 最終章となる、第十章(全10話)が続き、第二部完結いたします。

第十章の初めの4話は、本当は第九章で説明したかったのですが、説明しきれなかった部分の補足です。すみません。(あまり、面白くないと思う)

そのあとの4話は、少し状況が変わっていく展開。ラスト2話は、ルイフォンとメイシアでのエンディングとなります。


9月6日(火曜日)に、第九章のあらすじを投稿し、来週9月9日(金曜日)から、第十章開始です。


もうすぐ、第二部完結。
引き続き『デヴァイン・シンフォニア』をよろしくお願いいたします。

第三部は、2月以降の開始の予定です。
(あくまでも、予定。カクヨムコンの時期は休もうかなぁ、と。あとはストック次第)



※今回の画像は、第九章の振り返り画像+第十章の予告です。
 第九章は、本当にいろいろありました。
 感慨深いです。

 表紙画像は、noteにまとめてあります。
  第九章表紙 https://note.com/nan_sinfonia/n/n96d44d938919

noteでは「見開き・縦書きへのリンク」という形で15話ほど遅れて投稿しております。
(この表紙画像まとめのページは、各話へのリンクの目次にもなっています)

いわゆる「Web書式」で書けなかった私が、少しでも読みやすい形で投稿しようと試行錯誤した結果、「えあ草紙」という「ブラウザ上で動作する、縦書きに対応した電子書籍リーダー」で表示させているものです。

4件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)

    第九章完結、おめでとうございます~!ヾ(*´∀`*)ノ
    ずっと過去に囚われていたミンウェイがようやくスタートラインに立てるようになって、これから先の光あふれる未来を思わず祈ってしまいました……っ!(*´▽`*)

    リュイセン、頑張って……っ!ヾ(。>﹏<。)ノ゙

    神様のたとえにちょっとくすっとしちゃいましたけれど、読者様に離れられるのは怖いですね……っ:;(∩´﹏`∩);:
  • 綾束さん
    こんばんは~!
    コメントありがとうございます。

    ついに、第九章完結いたしました!
    この長~い物語にお付き合いくださり、本当にどうもありがとうございます!
    過去を引きずりまくっていたミンウェイが、これでようやく、未来へと向かっていくことができるようになりました!
    彼女の未来を祈ってくださり、ありがとうございます!

    (リュイセンには、かなり申し訳ない展開で…………汗っ)


    作者は何だってできる! だって、神様だもん!
    ――なのだけれど、読者には、秘技「さよ~なら~」が……!
    読者のことを置き去りにしちゃ駄目だよなぁ……と、自戒を込めての小話(?)でした!
    ウケてくださり、ありがとうございます!
  • 月ノ瀬さん、こんにちは。(*'▽')
    いつもこそこそと覗いているすなさとですが、今日はちょっとお邪魔します。

    「神様(作者)」の話、本当に刺さります。確かに、神様の言うことは絶対だけど、そのとおりに登場人物は動いてくれないですもんね。。。

    第二部、もうすぐ終わるんですね!
    どちらかと言うとまとめ読みが好きな方なので、また続きを読みに伺います~!( *´艸`)
  • すなさとさん、ようこそ! 
    拙近況ノート(? って、言い方、あるのかしら?)においでくださり、ありがとうございます! 嬉しいです!

    ……え!? 「いつも」!?
    うわあぁぁ! どうも、ありがとうございます! 全然、気づきませんでした!
    ……私の近況ノートって、私が好き勝手、喋っているだけなので……、……ちょっと恥ずかしい……。
    物書きあるある~な、感じのことを書くことが多いので、「あるある!」と思ってくだされば幸いです。(今回は、ありがとうございます! 嬉しいな)
    勿論、「そんなことないよ!」でもいいですよ~。
    ただし、与太話なので、話半分にお願いいたします!


    はい! 11月11日、第二部完結です。
    ※11月って、まだまだ先のような気もするのですが、第二部の開始が3年前なので、「もうすぐ」とか、「ついに」とか言っちゃってもいいですよね?

    続きを読みに!?
    嬉しいです。どうもありがとうございます。
    ……けど、第二部だけで、100万字はあるんですが……。
    どうか、無理はなさらずに、お願いいたします。
    この作品は、カクヨムのある限り、ネットのある限り、ずっと公開したままのつもりなので、ご縁があれば、ゆっくり、ゆっくり~と。そんな気楽な感じで!

    コメント、どうもありがとうございます。
    嬉しかったです。なんか、テンション上がりました!
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