先日、連載中の「僕とぼくと星空の秘密基地」に伊藤愛夏さんからレビューを頂きました。
一切の誇張なく、飛び上がるぐらい嬉しかったです。本作は物語が本格的に動き出すまでがやたらと長い上に地味であり、いつ途中で切られてもおかしくないような作品なのですが、まずここまでしっかりとついて来て頂いた時点で感謝しかありません。しかも気持ちがいっぱいになったという有難いお言葉まで頂くことが出来、本当に書いてよかったと心の底から思いました。
ですが同時に、↓のようにもなりました。
..::::::::::::::::::::
...::::::::::::::::
. ......::::::::::::
Λ_Λ...::::::
/彡ミヽ )ー、::::
/:ノ:ヽ \::|.:::
/:/:: \ ヽ|.:::
 ̄(_ノ ̄ ̄ ̄\_ノ ̄ ̄
実は「僕とぼくと星空の秘密基地」は、「残酷描写あり」になっています。
その「残酷描写」は本日掲載した分に含まれています(その前にも少しありますが)。ここまでしっかり読んで頂いた方であればあるほど衝撃を受ける内容となっています。僕が頭を抱えた理由はこれです。あんな心のこもったレビューを貰った後にこれをアップするのかと。いくらなんでも酷過ぎるんじゃないかと思ったわけです。
というわけで釈明として近況ノートを書かせていただきました。もっとも釈明とは書きましたが、特に言い訳はないです。僕が考えて僕が書いた僕のストーリーですから誰のせいにも出来ません。話のタイトルに「※残酷描写あり」と記載して注意を促すことも考えましたが、そんな小賢しいことをするよりはまず純粋に読んで頂き、それでレビュー削除なり拝読中止なりになったとしても仕方ないかなと考えました。レビュー頂いた伊藤愛夏さんに限らず、他の読んで頂いている方に対しても、そちらの方が公平だろうと。
ただ一つだけ言わせていただくと、本作はこの後、ズルズルと暗黒面に落ちていくような話にはなりません。この作品のテーマは「破壊と再生」です。これからも綺麗とは言えない展開がここそこにありますが、傷つき涙にまみれながらも未来への希望を掴みとる、そういう作品にしたいと考えています。
伏線はあらかた撒き終えましたが、話はこれからも結構続きます。まだお読みでない皆様も含めて、もしお付き合い頂けるのであれば根気よく見守って頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。