紅月　実

彼女はどうしていつもこの季節にやってくるのだろう 気になる僕は彼女を追うのだけれど その先には――――

《寿司小説コンテスト参加作品》 とあるシステム開発会社での一コマ。 軽いビジネス系（？）寿司小説。

障がいを持つ兄との会話は、互いの手の平に指で文字を書きあう手書き文字を使う。 食べることが好きな兄に毎日の夕食を決めてもらうのが我が家のルールだが、私はある時からその手に触れるこ…

中学のとき、父が自殺した。 あのとき食べた寿司のわさびは、苦かったのかな。

うちの子は寿司屋が好きだ。 だが しかし……

かつて寿司を助けた人、これから寿司を助ける全ての人に送る791文字。

そこの小粋な寿司屋には、常連にしか出さないネタがありましてね。 さてさて、それはどんなものかといいますと………（寿司小説コンテスト大賞いただきました）

私には将来を誓い合ったコメがいるの。 彼の名はコメ太郎。 ずっと一緒ねってあんなに約束したのに。 ……コメ太郎、もう一度あなたに会いたい。 (少々、芝居がかった感じで大袈裟に読…

ボクっ娘禁断症状緩和のために書きました。かわいいボクっ娘をご存じの方はご報告ください……。

まるで意味無きノンフィクション

美味い物を食べるのが好きで、ファミリーレストランなどの外食産業が嫌いだった父。 幼い頃に両親に連れて行かれた行きつけの店は、漁港の近くの小さなお寿司屋さんでした。 家族で行っても…

　最高の寿司職人を目指し修行を重ねる若き職人、伊崎。 　職人として高みに昇らんと昇段試合に臨んだ彼だが、そこに現れたのはかつての兄弟子でありながら力に溺れ親方から破門された先輩職…

友人たちと行く回転寿司。割り勘でもなく、奢るでも、奢られるでもなく。そのチャンスは全員に公平にある。そういう戦い。

食品は、自分で選び好んでその場にいるのだろうか 希望と現実と絶望と救済に翻弄されるハンバーグ寿司