• 詩・童話・その他
  • 歴史・時代・伝奇

安定の並選

松山市の俳句ポストでなかなか上に行けないなあ……と思いつつ。
最近は、それほどガツガツしなくなったとでもいうのでしょうか。基本は押さえつつ、割と「詠みたいように」なってきました。
入賞を意識しすぎると、奇をてらいすぎなのか、詠むのが苦しくなってくるので^^;

俳句ポストで上に行くためには、多分私の場合は「季語」と情景の距離が近すぎるのだと思います。
ですが、「初見」の人に理解してもらうには、あまり離れすぎると「理由がわからなくなる」んですよね。

それがいいことなのか悪いことなのか。
来週の月曜日に「睦会懇親会」(もしくは墓前祭)で披露する予定の句を印刷しながら、感じた次第です。

***

ちなみに今回の句は、かつてnoteで作った句の「推敲句」でもあります。情景としては同じで、タイ(アユタヤ)で非業の死を遂げた「山田長政」をモチーフに詠んだもの。

元は、こんな句でした。

大南風アユタヤ渡る荒御魂(あらみたま)

また、「ガルーダ」というのは、仏教の世界の霊鳥です。
古代インドの神話やインド二大叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」に登場する半人半鳥の姿をした霊鳥だそうで、太陽のように輝く光を発するため、日本では一般に金翅鳥(こんじちょう)と訳されるのだそう。
後は、何気に戦争の神でもあるようですね。

noteでは「長政の名をストレートに出したほうが伝わるのでは?」とも言われましたが、ただの「長政」というと、黒田長政などもいますもんね。
そんなわけで、今回も入れるかどうか迷った結果、「長政」の名前は使いませんでした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する