満開の桜の樹の下で、女は待っていた……。

キミとわたしは、違う高校に通う幼なじみ。 学校帰りの待ち合わせは、いつも地元の銀天街のなかにある本屋さんだった……。 📖(KAC20231)お題『本屋』参加作品📖

懐かしいひとの夢をみた。目覚めると雨……。 想い出と伝えたい言葉。

ある家族のお話。

見覚えはないのに何故か懐かしい。ここは何処？『わたし』は探し続ける。『あのひと』の後ろ姿を追いかけて……。 （「令和2年2月2日の22時22分に予約投稿しませんか？」企画参加作…

キミと僕の共に生きた日々。キミは僕と生きて少しは幸せだったろうか。

小さな海月(クラゲ)が恋した相手は夜空に浮かぶ、お月さまでありました。

パタパタバードを知っていますか？ これは少年と玩具の鳥の物語です。

ある小さなシジンの物語

僕はイノキチ。山に住むイノシシ。正確にはイノキチ二世。父さんから譲り受けた名前だ。──そんなイノキチと、ある人間の一家の物語。

フィクションとノンフィクションの間。亡き祖母とわたしの、唄に纏わる想い出の話です。

竹久夢二「宵待草」に寄せて

これは無数にある『もしも』の世界のひとつでの物語。おとぎばなし。

その狼のまゆげをかざしてみれば、人の本性が見えるという……。

夜の闇に紛れて、こっそりとつぶやく、詩とも掌編ともいえないような、とりとめのない言の葉です。