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  • 異世界ファンタジー

かごのぼっち様のファンアートをご紹介。『深夜の噴水公園で自称勇者と出会う』

かごのぼっち様から、挿絵風のファンアートをいだきました。

私の作の第一話『全裸な勇者(自称)と出会う。そして僕は脅迫される。』を描いてくださったものです。

作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16818023212570970800


画面←の青年が主人公ロジオン。
千年前に活躍した伝説の女勇者に恋い焦がれる勇者オタク。

画面→の少女(高齢)が、自称勇者ゾーフィア。
右半身を呪いに蝕まれています。

そして少女の背後にある噴水の彫像が、伝説上のゾーフィアを象った彫像です。
見ての通り、勇者(自称)と伝説上の勇者の容姿はまるで真逆なわけですね。

これに対して、戸惑う勇者オタクなロジオン、という構図です

こうして文字でしかなかったものを絵という形で可視化してもらえるのは、感動しちゃいますよね。嬉しいです。


そして凄いと思ってしまうのは、このファンアートなのですが、具体的にこういう場面がある、というわけではなく、1話に含まれる要素をギュッと凝縮して一枚の絵にしているという点です。

自称ゾーフィアの浮世離れした雰囲気に飲まれそうになりながらも、
日常からいきなり非日常に放り込まれて戸惑うロジオンくんなんかは、コンビニ袋の日常感が醸し出されます。

二人がそれぞれ動きのあるポーズなので、その動きでどういう事が起こってる雰囲気なのかが伝わってくるからすごいなと。

絵に関してはまったく素人ですが、キャラに動きを付けるとそれだけで情報量が増えて、伝えられることが増えるってことなんでしょうね。

注目していただきたいのは、IDカードやTシャツの書き込みですね。
すんごい細かい!
ここまで再現してくださるのかと、やっぱり感動しちゃいやつですね。

まっことありがとうございます!



かごのぼっち様も小説を連載されている方なのですが。
ご自身の作品にも素敵な挿絵を描かれております。

先日の近況ノートでも代表作をご紹介させていただきましたので、未読の方は是非チェックしてみてください。

『黒白の異世界狂愛曲《モノクローム・ラブソディ》』のご紹介ノート
https://kakuyomu.jp/users/Diha/news/16818093075291432399

『黒白の異世界狂愛曲《モノクローム・ラブソディ》』の作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16817330663104578576

8件のコメント

  • 際どくて可愛くてセクシーでギュッとまとまってて最高かよっ!!!*ˊᵕˋ)੭
  • 私も絵に関してはド素人ですが、構図がめちゃくちゃ上手いなと思いました。特にロジオンの驚きが一枚絵なのにアニメーションのように見えるんですよね。本当にアニメのワンシーンみたい。
  • このシーンはどうしても描きたかったワンシーンで脳内再生される画像を可能な限り可視化しました。
    当然情報は多ければ多いほど実際に近づいて面白くなります。
    この絵は描いていてとても楽しかったです。こちらこそ本当にありがとうございましたm(_ _)m

    わざわざ拙作の紹介までしていただき申し訳ないくらいでございます(〃ω〃)ありがとうございました!
  • 刹那様

    ほんとに一話を一枚の絵にまとめちゃうって、すごいですよね。
    情報量がぎっちりだし、シーンの雰囲気がイメージしやすいです。
  • 火乃玉様

    まったく同感です。
    アニメの原画っぽいですよね。
    動きが想像しやすい感じと言えばいいのか。

    かごのぼっち様はご自身の作品の絵だけではなく、他の作者さんのファンアートも多数手がけられてるのですが、どれもこんな感じで素晴らしいですよ。



  • かごのぼっち様

    かさねてお礼を申し上げます。
    ありがとうございます。

    まさに作品の顔になる場面なので、気に入ってくださってほんと良かったです。

    他の方もおっしゃってることですが、キャラを可視化するだけではなく、動きも見せてくれるのが嬉しいですね。

    場の雰囲気がめちゃ伝わります。
  • こんにちは。

    良いファンアートを描いてもらいましたね。
    かごのぼっち画伯、絵がお上手&構図の切り取りウマッ&物語の情報量が無理なく絵に落とし込まれているので、見てて楽しいです。

    ここから、自称勇者さんの物語が動きだしたんですよね……(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
  • 加須 千花様

    ええ、素晴らしいものを頂きました。

    そうなんですよね。
    かごのぼっち様の描いた、他作品のファンアートを見てて思うのはやはり同じことです。

    エモーショナルな瞬間を切り取って描くセンスがすごい。
    一枚の絵からキャラの動きはもちろん、物語りまで想像させられてしまいます。
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