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  • 異世界ファンタジー

『黒白の異世界狂愛曲《モノクローム・ラブソディ》』のご紹介。『アルビノの天使『シロ』と黒猫『クロ』の異世界冒険譚!〜君は僕が守る〜』

『かごのぼっち』様の作品です。

作品URL
https://kakuyomu.jp/works/16817330663104578576

異世界転生もの、ではあるのですが、これまた変わり種でございます。

主人公は過去のトラウマで徹底的な人間不信になってしまったヒキニート『クロ』

人間が嫌いなあまり、自分のことも嫌いになっちゃうというスーパー人間嫌いです。

転生にさいしても人間になるのではなく、猫として生きることを希望するという徹底ぶり。

我が輩は猫になりたい、ってやつですね。

そうして〝クロ〟猫として異世界を放浪することになるのですが、この世界というのがまたユニークです。

いわゆるナーロッパではなく、ファンタジーな文化はそのままに文明が発達した近未来的世界です。

ネットがあったり、スマホのようなデバイスがあったり、ドラゴンが家畜化されて競馬みたいなレースをしてたり、バベルの塔みたいな巨大建造物が成層圏までそびえ立っていたり──と、独特な世界観が魅力の一つ。

そんな世界で、人と関わらないよう、ただの猫として暮らしていたクロですが、

人の業によって悲惨な運命に捕らわれた、アルビノの天使な少女に出会ってしまうんですね。

もう絶対に人との関係など作りたくない、そう決めていたのに、助けたいと思ってしまう。願ってしまう。

彼がその心のままに行動することを決断するところから、物語が大きく動き出します。

自分一人の力では、天使な少女を悲惨な運命から救えない。

様々な者と関わり、力を借りねば、彼女を助けられない。

そうして、天使を助けるために奔走するなかで、二度と人と関わらないと決めていたクロのモノクロームな人生は再び、他者との絆を築いていくことで、彩りを取り戻していきます。

絶望に打ちひしがれた一人の人間(猫)が、人との絆によって、人生の輝きを取り戻す物語。

それが《モノクローム・ラブソディ》です。

4件のコメント

  • 菅野 事案様

    とても親切丁寧な拙作の紹介、たいへん痛み入りますm(_ _)m

    こうして紹介されると自身の作品がどの様に捉えられているのか伝わって来て、とても感慨深いものですね。

    私は自分の考えているこの近未来的な異世界が好きで、そこを自由に駆け巡るお話を書いてみたいなと、書き始めたのがこのモノラブとなります。

    とても拙い作品で、色んなことを試して遊びも多い作品となっておりますが、自身が一番好きなお話として書いているので、執筆そのものがワクワクでいっぱいなのです。

    そんなカクヨム生活をしているとたくさんの先生の作品を読みながら、その作者のコメントに触れることが出来るので、とてもこの環境が楽しくて仕方ありません!

    だってそうでしょう? 書店に並んでいるような大作家様となると、そうも行かないかも知れませんが、ここでは大好きな作品の先生とのコミュニティを持てるのです。とても貴重で贅沢な空間だなあと、カクヨムを楽しんでおります。

    近いうちに先生の作品を絵にしたいなと目論んでおりますが、どこを切り取るか、とても悩ましく、全て描いてしまいたいと思いながら時間がそれを許さないのですが、近いうちにファンアートの進呈を受けてほしいなと思っております。

    ファンアートと言っても落書き程度のものなので、つまらないモノですが、少しでも喜んでもらえたらなと、思っております。

    どうしてもあの場面を描きたいと、思いながらコンプライアンスを考えてしまうこの窮屈な世の中。先生があえてココを描いて欲しいと言う要望があれば言ってみてください。描けるモノであればご要望にもお応えします。その代わりお時間は頂きますし、詳細が無ければこちらの想像任せとなりますのでご容赦願いたいです。

    この度は、拙作の紹介を重ねて御礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m
  • こんにちは。

    「黒白の異世界狂愛曲《モノクローム・ラプソディ》」
    クロさんの、チートではないけど、あれやこれやのできる事。
    シロさんの清らかでありながらはっちゃけていて、可愛いところ。
    クロさんとシロさんの心の触れ合いが好きです。
    面白いですよね♪

    かごのぼっち画伯、ファンアート進呈のご予定とのこと。期待してますよん♪
  • かごのぼっち様


    こんにちは!

    小説も読む人によって作品を見る角度や注目するポイントが違ったりして面白いですよね。

    同じ形のものでも、見る角度、注目するポイントが違えば、印象がかなり変わってくるものですし。

    モノクローム・ラプソディの場合は、これが特に顕著に現れる作品だと感じます。

    なぜかというと、主人公のクロが、世界の中で自由に行動しているように見えるから、なんですが。

    もちろんメタ的に言えば物語である以上は、作者の描いた筋道にそって行動してるわけではあるんですが、

    作中のクロはあらゆる意味で、自由なんですね。
    孤独であるがゆえに自由。

    どんな選択肢を選んでもいいし、決断してもいい。
    そういう立場にいるキャラクターなんです。

    そのため、クロがどんな考えで、どんな選択をするのか
    なぜその選択をして、なぜ別の選択はしないのか

    それを見る読者も、自由にいろんな角度から物語の中のできごとを眺めることができちゃう。

    これに拍車をかけてるのが、クロの性質でとことん厭世的。
    そのため彼自身を含めて、目の前のできごとに極めて客観的に、突き放して考えてしまうキャラクターなんですよね。

    なので余計に、主人公の立場からだけ作中のできごとを見るのではなく、いろんな角度から世界が見えてくる。

    そこがまさに、この作品の魅力です。

    【近未来的な異世界を自由に駆け巡るお話】

    このコンセプトがまさに体現されてると感じます。



    ファンアートを描いてくださるとは、感無量の極みでございます!

    私としては、かごのぼっち様が描きたいと感じていただいたシーンを描いていただくのが、一番嬉しいです。

    好きなことを好きなようにやる!
    っていうのが一番楽しいですもんね。

    ありがとうございます。
  • 加須 千花様

    そうそう。
    バトル要素や、異能力要素もあるけど、クロの能力がちょうどいい塩梅なんですよね。

    適度に万能感があってワクワクできつつ、それを上回る試練もあったりで、工夫して切り抜けていく感が気持ち良いやつですね。

    シロのキャラクターも、私も魅力的に感じますね。
    ピュアさが良い感じに振り切れてて、逆に怖いくらいなのがすばらしい。

    不死身のキャラ設定なんかが、性格にもしっかり反映されて活かされてるのが面白いです。
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