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レビューのお礼『加須 千花』様 『世界の中心でGカップを叫ぶ物語(ちょっと脚色)』

『加須 千花』様から、作品に含有される癖を気持ち良いくらいにぶっかますレビューを、以下の私の作へ頂きました。


『全裸ホームレス勇者少女(呪)を拾う。~彼女が世界を救ってから千年後。歪みきった救世主伝説を粛正するため、自称勇者本人と僕はリアルな勇者映画を作ります。~』
作品URL https://kakuyomu.jp/works/16818023212570970800

レビューを読ませていただいて思わず笑ってしまったん!
羨ましいセンス。楽しかったです。

まっこと、ありがたき幸せにございます!

引用にてレビューをご紹介させていただきます。


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『世界の中心でGカップを叫ぶ物語(ちょっと脚色)』
レビューURL
https://kakuyomu.jp/works/16818023212570970800/reviews/16818093073975665167

まず、全裸の童女がしょっぱなから登場ですが、そこまでいやらしい路線の物語ではありません。
主人公の大学生が世界の中心でGカップを叫ぶ物語です。(ちょっと脚色)

「勇者ゾーフィアはGカップのビキニアーマーでなくてはならないんだぁぁ! 僕は勇者ゾーフィアと結婚したぃぃぃぃぃ!」

※台詞は脚色の上お届けしております。

主人公は何をかくそう、世界を救った勇者ゾーフィアのマニア。
そんな彼が出会ったのは、勇者ゾーフィアと名乗る、ぺったん童女。

(いやいやいやいや、あり得ない!)

主人公・ロジオンは信じる事ができるわけもなく───。


連載中とはなってはいますが、物語は完結を迎えています。
(まだ、読み切り後日談が、続いているようです。)
最後まで良く練られた物語で、

その童女はゾーフィアなのか?
その童女が語る「大罪」とは何なのか?

と、大きな謎が、物語をぐいぐい先に読ませてくれます。
ロジオンが映画製作を通じて成長する物語でもあります。
心理描写もしっかりなされ、ラブコメ風味もあります。

そして、最後まで読んだら、必ず冒頭を読みかえしたくなるはずです。

ただ、男性読者向きかな。
冒頭全裸だからではなく、ヒロインの自意識が「ロリババア」だからです。
ヒロインは、見た目は十歳でも、精神は大人。時々、自分の事を老婆扱いします。そこまで老婆扱いしなくても、と自身もババアである私は胸が痛いです。(←そこか)
その自意識が気にならず読める方なら、女性読者にもおすすめです。

ヒロインは、ピュアで可愛く、作者さまは愛情を注いで、キャラを大切になさっているのが読んでれば伝わってきます。
言いたい事は、「全裸ホームレス」というショッキングな言葉にひるまなくても良いよ、という事です。

男性読者には、おおいにオススメできますよ。きっと……感動します。

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脚色が端的かつ良い感じにキャラを演出してくれて、雰囲気も良く伝わってくれそうです。

女性読者目線での言及も、丁寧にしていただいてありがたいです。
そして、胸が痛い思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした!

私もこれくらい作品紹介をできるセンスを身につけたい、と思ってしまうくらい楽しいレビューをありがとうございます。


そんな加須千花様のセンスの集大成とも言える作品を、明日の近況ノートで詳しくご紹介したいと思います。

『恋や明かさむ 〜偽りの縁談〜』
https://kakuyomu.jp/works/16817330667140952851

奈良時代を舞台にした、恋愛もの、です。
といっても敷居は高くなく、読み味はラブコメ・恋愛ラノベなので、どなたでも気楽に楽しめます。

最強武将なのに女が苦手な主人公

       ×

絶世の美女なのに男嫌いなヒロイン

こんな本来は絶対に出会ってはいけない二人に、お見合いの席が設けられた結果、とんでもない事態になっていく。

という、ドタバタ風味のラブコメから始まり、ときどきシリアス、しっとりした甘いラブロマンス、と恋愛ものの醍醐味が詰め込まれた作品です。

2件のコメント

  • こんばんは。

    近況ノートで拙作をご紹介くださり、ありがとうございます。
    私のレビュー、
    「思わず笑ってしまったん!
    羨ましいセンス。楽しかったです。」
    と言ってくださり、良かったぁぁ! とほっと胸を撫で下ろしました。

    御作の魅力をアピールしたい、でもネタバレしないように。じゃあホームレス少女=ゾーフィアは明記できない。つまりゾーフィアに寄せて書けない。
    ……Gカップだ……!
    これでツカミはバッチリだ。
    きっとこの作品が対象にしてる、読んでほしい読者層(男性)にも訴えるに良い、物語の骨太のピースだ。
    ただ、ロジオンがGカップと叫ぶだけでは、平凡すぎてロジオンの崇拝が埋没してしまう。
    ならどうする……?
    世界の中心で叫ばせるんだ……!!

    んで、あのタイトルになりました。(・∀・)

    私がロリババアという自意識に胸が痛くなるのは、私がババアであるという、こちらの勝手な事情なので、何も謝っていただかなくてけっこうです。(本来は、好きなジャンルじゃないなら、読むな、の世界です。)

    ただ、私は、私のレビューを読んでくださる読者さまも意識してますので、「加須 千花らしくないな」とならないよう、女性読者さまに向けて、メッセージを送らせてもらいました。

    ロリババア、ということに私の見解を書きはしましたが、それを補ってあまりある、御作の魅力をしっかり書いたつもりです。

    さて、拙作、これだけご紹介くださったのに、また明日、ご紹介くださるのですか。
    ありがたや~!
    菅野 事案さまがレビューにつける、いかにもラノベ!というタイトル、センスが良くて好きです。
  • なるほど、そんな経緯で世界の中心で叫ぶに至ったわけですね。

    こういう、どんな事を考えて、何を書いたかという経緯を教えていただくのが、凄く好きです。

    勉強になるのはもちろんのこと、「あの作品を書いた方がどんな風な思考で文章を編み出すのか」みたいな片鱗が窺えるのが、興味深いんですよね。

    勉強になっちゃいました。さすがです。
    私も精進せねばと、改めて思っちゃいます。


    >私のレビューを読んでくださる読者さまも意識してます

    そうですよね。
    レビューを最初に目にするのはフォロワーの方ですし、
    加須千花様の作風的に女性読者のファンが多いことと存じます。

    細かな配慮をしていただき、ありがたいやら、お手数おかけして申し訳ないやら、頭が下がります。

    再度、お礼を申し上げます。
    ありがとうございました。
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