Bamse_TKE

ブラック企業での過酷な労働で心身ともに疲弊し引きこもりとなっていた晴翔(はると)は、弱っていた自分をずっと支え続けた幼馴染の莉花(りか)へ恩返しするため、彼女に内緒でバイトの面接…

名前の付けられない家事についてのエッセイです。愚痴ともいう。

読み切り短編小説。約3800字（8分読了目安）

何者かに撃たれ、瀕死の主人公の前に謎の女が現れる。過去を変えれば死の運命を回避できるという女。半信半疑でその言葉に従った主人公は、目覚めるとその日の朝に戻っていた。果たして、死の…

──月を追っかけるみたいに東京から仙台の実家へと帰っていった彼女を追っかけたことがあるんだ──

人生を積み重ねてきた彼女の、穏やかな午後のひととき

二番目のママへ。私は病気で、もうこの子を育てることが出来ません。とてもかわいい、少しおしゃべりな子です。どうか、この子をよろしくお願いします。

しゅるりしゅるりと束なる穢れ。 東北地方の山奥に佇む忌み地、奥森。 八峰の外輪山が、まるで溢れ出る穢れを防ぐかのように忌み地を囲う。 溢れる穢れは互いに絡み合い、濃度を増す。 穢…

母の亡き後、一人で本屋を経営している父。その本屋は、母との思い出の詰まった店だった。ずっと続いていくと思っていた。だがある日、父が店をたたむと言いだして……。不器用な父と息子の物…

田舎に伝わる伝記 噂話 奇妙なホラー話 沢山の話がある中、友人ユミコはホラーを話し始めた。それは奇妙な首吊り人形の話だった。 噂程度の話に聞く耳を持たなかったが、次の瞬間……

クロノヒョウさまの『お題でカクコン挑戦』企画参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330668053688978 新しい街…

クリスマスを前にして、クリスマスソングあふれる街かど 帰り道 いつもは素通りする雑貨店 今日はでも、特別 入ってみたら 出会ったのは昔いつも抱いていたぬいぐるみのくまさんだった …

帰りの電車に、まるでゾンビの外貌をした少女が乗車して来た。 そこは遊園地の最寄り駅だった。

詐欺に遭ったので、自分も詐欺をして金を稼ごうと思った。 騙し騙され、道はどこへ？

森に人を立ち入らせてはならない。地に屍をうずめてはならない。 それが森を守るものの掟だった。 森の守護者である「先生」と、僕。二人きりの生活は大変なこともあるけれど、穏やかな日…

約1000文字のショートショートです。 とある家庭の温かい朝の一コマ。

死んだ夫が現れた そして、義母も現れる……

私の誕生日に亡くなった両親。母がネットに投稿していた日記を読んで、『むすび』物語を書いて出版した雅。出会うはずのなかったふたりが出会った時、『世界は僕を見ていない』もうひとつの名…

連絡先を交換しただけの知人からURLリンクが送られてきた。 リンク先のアプリ『ひとりdeこっくりさん』をダウンロードした「俺」は遊び半分で質問を繰り返していく。が、アプリはどうや…

ハーメルンの子ども達、どうなったのでしょう【読切短編】274文字

生き残るのは大変なようで… 【読切短編】423文字

地方都市の市議の秘書の仕事は慌ただしい。市議の秘書を務めている康隆は、市民の冠婚葬祭をチェックしてはいつも市議代行として出かけている。 そんな中、葬式に参加していて光恵と毎回出会…

当随筆、【人間症候群】では私が日常より感じ取った人間の恐ろしさについて読者の皆様へと論じさせて頂きます。

もう異世界ものはお腹いっぱいだよ～、とお嘆きの貴兄に辛口のホラー短編

【カクヨムコン9】中間選考突破。ほんとうにありがとうございました。 俳句や少し変わった異世界長短編ややっぱり少し普通ではない百合小説やBL、恋愛小説などを詠んだり書いたりしている…

我が子を事故で失った私は、原因となったママ友への復讐を果たす……

なんかいい感じの建物でヤバい事件が起きるけど探偵がいい感じにあれしてくれるやつです。

おつりを多くもらってしまった……間違えたのは店員だ。俺は悪くない……はず……。 しかし、物語は意外な顛末を迎える……

昼間の公園に腰掛ける大学の、森亜紅太郎と家入鍵一。彼らは目の前のマンションに住む友人を待っていた。そんな中、家入が暇だと森亜に『謎』を要求する。 【この作品は小説家になろうにも…

ある男が全てを失った時、小さなころに祖母と話した神の話を思い出した。 その神は祭ろわぬ神で条件を満たすことでそのものの前に現れて願いを叶えると言う。 「カクヨムWeb小説短編賞…

君と僕の想い。

この作品は筆者の短編集「おかしな収束」から抜粋し加筆修正したお話です。 ※この作品は全てフィクションです。作中に登場する人物・団体・名称等も作中で発生する出来事も、全て作者の想…

汎用AIを若い世代は誰もが当たり前に持ち、年配の世代はその変化に遅れていく近未来。 様々な予想を超える速度で発展して変わっていく時代の中で、変わるものと変わらないものとはなんだろ…

「無人島にひとつだけ持っていくならさー」 「ひとつだけ？　ふたつじゃだめ？」 軽妙な２人による、１分で読めるあっさりコメディ ＊SNSでのシェア大歓迎です♪

小学六年生の百目鬼冷夜《とどめきれいや》は、同い年の恐神霊花《おそがみれいか》に誘われて町の調査を口実に、同級生三人と担任の先生一人と霊花と自分を入れて合計六人で肝試しを行うこと…

余呉湖の畔で花火をしていた学生たちが経験した、ひと夏の怪異。

この怪談には、誰にも語られない秘密がある。 七月下旬の放課後、御影中学校の旧校舎で、生徒が企画した百物語が開催された。 最中も怪奇現象は起きず、百物語はすんなり終わって参加者は解…

先輩の家で飲んでいたら、怖い話をする流れになった。元カノさんの家で目撃したという怪奇現象、その結末は――

【あらすじ】 慶応3年11月15日。中岡慎太郎は近江屋にいた坂本竜馬を訪ね、そこで刺客に襲われた。世にいう近江屋事件である。竜馬は死んでしまったが、慎太郎は2日間、生き延びること…

綺麗な流星が想起させる記憶とは――

鳥取県は人口減少により政府から消滅勧告がなされた。その時鳥取県民がとった行動とは！？ これは近未来に高確率に起こりえるヒューマンドラマである！ ※小説家になろうでも公開しています

主人公「ドラキュラ」にもたらされた祝福と呪いとは、吸血鬼であることでも、不死身であることでもなく、生まれながらにして育まれた、歪んだ選民思想的「被愛妄想」なのであった。 彼の前に…

　皆の想いが、カクコンを通して運営に届け！ 　書籍化なんて、期待しない。コミカライズなんて、夢のまた夢。ごまんといる底辺作家の１人。１PVや１フォローに歓喜し、外れたフォロー…

私、コトネは花火が好きな普通の中学生。夜空に満開の花が咲き誇るあの光景が大好き。でも、どうして私はこんな目に遭わなくちゃ行けないんだろう。上杉くんと一緒に夏祭りに行っただけなのに…

シャルル・ペローによる童話『青髭』に、十五世紀フランスの歴史の要素を織り込んだ物語。（※一部グリム版の設定の箇所有り） ※「小説家になろう」「ノベルアップ＋」にも投稿して…