友達と一緒に無理をしたことは、あるでしょうか。
運動にせよ、勉強にせよ、旅行など遊びにせよ……「別にしなくて良い無理」を、でも「せっかくだしな……」と、ついつい敢行しちゃう気持ち。
もし一人の時なら、「別にしなくて良い無理」なら、「しない」と思うのです。
でも隣に友達がいたら、一緒に無理していたら――「一人なら引き返す」タイミングでも、ついついやり遂げてしまうのではないでしょうか。
たとえ今よりAIが発達して近代化した未来でも、そんな若さゆえのノリって、そんなに変わらないのではないか――この作品を読んで、そう感じました。
読めば確かに感じる『青春』の味、ちょっぴりしょっぺぇスパイスもあったり、ちょっぴりほろ苦かったり。
読めば確かに聴こえてくる、『青春』のメロディ、誰もが一度は耳にしたことがあるかもしれない。
約9000文字の短編、スカッと読めて面白いので、オススメです~!