このところ、そんなサインが来ている。
どこから?→さあね。
実は昨年末から来ている。
どこから?→さあね。
昨年末に見た来年の運勢には、「旅多き日々です」とか、書かれていたが、今 今年も半年を過ぎて、その気配はさっぱり無い。
でもここに来て、この夏の運勢とか見ると旅先にて運命の出会いがあります、とか目にする。
へ―…(不審満載)と思っていると、別の方向からもそんな事を言われた。それは気を引かれます。
旅かぁ…。いま私の財布の中に有るのは5円玉一枚きりだぞぉ?!軍資金は限りなくゼロだぞぅ。
しかし、私も1キロ程度の脳みそは持っている。
うーむ。
んじゃ、通勤途上でアドベンチャー行けそうそうなのとか有る?
つまり交通費はロハで、珍しげで、私が行ったことが無い場所。
在りやがりました。
オーナーさんは女性で、自給自足の傍らで、カフェをやっているらしい。
面白そうだなと思いつつ、そのカフェの横は名だたる心霊スポットらしい…。
福袋のようなシチュエーションだな。多方面で色々楽しい、のか?
まあイイや。
ところで、旅とは何ぞやです。
目的地に到着した時が最高峰なのか?それとも、それまでの工程が一番美味しいのか?
随分と昔にNHK‐FMで聞いた旅の話。
主人公はシングルマザーとその子供。
彼女の子供(男の子)が死病に掛かりました。
脳腫瘍。掛かる費用もさることながら、オペ絶対に無理!言われる状態。
グリオーマ?
脳幹周辺の恐ろしく深い所に腫瘍が出来たのでしょう。これ、日本の医師は絶対にオペしませんよ。危な過ぎるし、患部が深すぎて皆ビビっちゃうから。
でも、現在の世界でたった独りだけ、オペ出来るのは日本人医師という矛盾はあります。もしかしたら、彼は既に引退しているかもしれないけれど。
話を進めます。
もう絶望だと思ったお母さんは、正直に息子に状況説明をして、自分の望みも伝えます。
あなたの命はもう間も無く終わりを迎えるのかも知れないけれど、私はあなたに、この世に生まれて来て良かったと思って欲しいから、今のあなたの望みを教えて?それだけは必ず叶えてあげる。そう提案します。
すると彼は「伝説の蝶が見たい!」答えます。
山にはとんでもなく美しい蝶が居て、それを見ると、その美しさにうっとりとしているうちに、大変な幸福がやって来るというような噂が有ったようです。
お母さんは早速に観光局に問い合わせます。
「ああ、そういう蝶は居るよ」
あっさりと答えが返って来ます。
じゃあ、有無を言わさず山に入りたい!意向を伝えると、「いやぁ、今時期は難しいかもしれないしウニャムニャ…」
子供の命が掛かっていますから、お母さんは簡単には引き下がりません。
で、ゲットしたのは、人嫌いのポンコツ山ガイドです。
その人はそもそも人が大っ嫌いだからこそ、滅多に人が来ないようなポジションのガイド業を張っていたのですが、お立合い!運命はチャーミングですね♡
ああ、うぜぇとか思っていた親子連れと行動を共にすることで心が開いて行って、今は恐らく幸せな人生を過ごしているのではないかなと思います。
結局この話しの終わりには伝説の蝶が現れて、彼は命を取り留めて成人する事も叶い、昆虫学者として数年前には来日していますし、幸せなエピソードとして終わります。
この話凄く好きです♡。
もしも、今のあなたの周りに闇しかないと思えても、どこかしらには光が差しているはずなので、それを見つけて下さい。微かでもその先には嬉しい人や何やらが待っているかも知れませよ?