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たったひとつの冴えたやりかた

 久し振りにいつもの書店に行ってみると、まず目に飛び込んで来たのがこのタイトル。
 ちょっと不思議。
 あまり一般受けはしないかも知れないと思う本だから。でも、平積みされているところを見ると、出版社で何らかのキャンペーンでも張っているのか?
 で、もっ!!!この本、超イイですよ。
 SF好きの方は必読書!とまで無理強いは出来ないけれど、懐かしいSFの香りがします。
 本当にいいですよ。萩尾望都さんあたりが漫画化していたら、もっと読まれていたのかも知れませんが、それは無かったようです。
 その横に、「破壊された男」
 おおっ!?
 わたしは「分解された男」の方がインパクトある。
 更にその横に「虎よ、虎よ!」→なるほど、これは変えようが無いよね。
 面白いから、ぜひ!!読んでみて下さい。
 ベスタ―のスタイリッシュで、お洒落で、ロマンティックでカッコイイ!世界を満喫して欲しいです。
 実際に読んだ後に、発表年代を確認したらびっくりしますよ。
 「ハエ男の恐怖」とかいうタイトルのマジだっせー映画の封切と差が無い事が驚きです。
 でもこれ、嫌いな映画ではないですよ。
 余談ですが、身体の半分以上?がハエになっちゃった主人公が何故かしょっちゅう片腕を押さえるという動作を繰り返すのが気になった。
 一緒に映画を観ていた妹にチョイと問いかけてみると。
「うっかり、手をこすっちゃうからじゃね?」答えが返ってきた。

 やれ、打つな。ハエが手をする、足をする。
 →人間に見えるけれど、実はハエであるのがバレるんじゃね?
 妙に納得して馬鹿笑いしてしまいました。

 でも。ま、基本的にそれは無い。
 ハエ人間は存在しない事になっている。
 普通に。

 あ。失礼。
 タイトルにした題名の小説が、本日最もお勧めです。
 この物語の作者が文章を書いて世界に向けて発表してくれた事は恩寵。
 私はそのように思っています。
 この話は大好き♡。

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