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令和

 万葉集から採りました。
 ほほう、然様ですか。
 同書は色々な意味で好きな書物です。
 まっ先に頭に浮かんだのが、「恋落つ」。
 何の事だか分りませんよね?
 でも、この言葉が直ぐに浮かびました。
 現代語訳すると、世界中の恋という恋が身の上に落ちかかってきた苦しさと切なさ。
 それをカンタンに表現した文章です。
 と、言うか…、これって、そっけ無さ過ぎ?
 ウチに万葉集は有ったかな?と思って探してみたけど、無かったので、全くのうろ覚えです。
 …確か、信太の森の物語に繋がっていく文章だったような気がしますが、勘違いかも知れません。
 そっかー。万葉集買っていなかったかぁ。
 変態専用図書の雨月物語とか、下世話な今昔物語とか、アンチヒーローが幅を利かせている平家物語の方が刺激的で面白かったしねぇ。

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