• に登録
  • 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

豚汁

 冬季に入ると、我が家はおでんとシチューとポトフと豚汁のヘービーローテーションに入る。
 共通点は温めたらすぐに食べられるメニュー、と言う事。
 980円也で購入したホーローの大鍋で作る。
 おでんだけはイレギュラーで、大根だけ土鍋で下茹でをする。すると柔らかく煮える。
 なぜそうなのかは解明されているが、つべこべうるさい話はどうでも良いので、経験則に従って、うんちくはフッ飛ばす。
 ところで特筆すべきは、標題通りに豚汁。
1 0年も前に広島出身の同僚と話をしていると、豚汁に使うイモは絶対にさつまいもじゃ!と言う。
 私は北海道の人間なので何の疑いも無くじゃが芋を使っていた。
 まあ、じゃが芋と一口に言ってもよりどりみどり。インカの目覚めとか、北あかりとか、あんま好きではないメ―クィンとかイロイロ。
 ※メ―クィン→煮崩れしない芋。
 もしかしたら、豚汁は里芋に決まっておる!!と仰る地域も有るのかも知れない。
 が、里いもは下ごしらえが面倒臭い。
 却下。
 試しにさつまいもバージョンを作ってみた。
 なるほど。
 味噌仕立ての汁にほんのり甘いさつまいもは絶妙に美味い。
 という訳で、我が家はさつもいもバージョンと、じゃがいもバージョンの豚汁を交互に繰り返して冬を過ごす。
 なぜ両方を入れたバージョンを作らないのかと言えば、作った事はあるが、芋だらけの汁は食うのが面倒臭いからだ。
 以上。

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません