宮部みゆきさんの作品です。
この方の描く物語は面白いと思うので、夢中で読んでいたりしますが、一方で、納得がイカンという気持ちも本当です。
何がどうなのやら。
昔読んだ河合隼雄さんの著書の中に、「なぜなしの物語」という一節があります。
荒唐無稽の展開をする物語なのに、誰も「何故?」とは思わない運びのお話が存在するのですね。
河合さんが引き合いに出されていたのは、ポール・ギャリコとか、アーシュラ・ル・ルグィン。どちらも私には縁も何も無い作家さんです。
どちらも優れた作家さんですが。
傾向が違うし、直接会ったところで相容れないでしょう。
人種が違う。
私はそこまで人生に絶望していない。
だから、あなたの描く物語は容れません。
それだけ。
彼らの描く物語が、本当に絶望の物語かどうかは正確には分らない。
でも、一切触れたいと思わないので、本当に、生涯彼らの描く物語には触れません。
特に何があったと言う事は無いけれど、とにかくもそうです。
でも、ことある事に宮部さんには絡んで訳の分らん事は言うのかも知れない。
と、言うことは、私は彼女のファンなんでしょうね♪
駄法螺にお付き合い頂きましてありがとうございます。