この頃は心霊関係の実話やら朗読やらを聞いて楽しんでいます。
でも、それは私にとって本当に怖い話ではありません。
今まで聞いた話でマジ恐ええっ!!?と、震え上がった話はまったくの別物です。
最恐の話は物件モノです。
上京した友達の話。
北海道くんだりの田舎感覚だと、たかが四畳半一間が東京だと馬鹿みたいな破格の価格で提示されている。
これまでの自分の常識と照らし合わせると狂気と紙一重の価格。
―安いお部屋をお願いします。
事故物件来ても、それは覚悟の上。
だって、これ以上は無理!
んで、腹に気を溜めて「内見」へいざ出陣!
「こちらでーす♪」
不動産屋さんが元気いっぱいに扉を開いた部屋は真っ暗でした。が、次の瞬間にフツーの部屋に早変わり?
自分の正気を一瞬疑ったけれど、不動産屋さんを問い詰めてみれば、ゴキブリ密集地区らしく、彼女の初所見は「ふだん」のこの部屋。
ゴキブリのお部屋。
人がやって来てゴキブリが驚いて瞬時に各自物陰に隠れた後に彼女が見たのが「フツーの部屋」。フツー状態の部屋はゴキブリに埋め尽くされているようです。
恐っ!!
霊の方がマシ。
元ヒトであれば、いびり倒して追い出すか、無視しまくって転居させることが可能☆キラリ。
幽霊さん方は怖がらせてなんぼが有るらしくて、鈍感なヤツは愛想をつかされて見捨てられることも有るらしいですよ。どうやら、何の関係も無い隣室に移動して霊障起こしまくりもやるらしい。
こちらにも選択肢はあり、霊が出て来たところでいきなりキレまくって、追い出すか、無視しまくって他に行ってもらうか。出来るみたいね。
それも有りらしい。元、生きていた人だから。
私は幽霊怖くないしなあ…。
私は鈍感と言うよりも、自覚してうんざりさせてやろう!という底意地の悪い嫌な人なので、隣家に霊を振っちゃいます。
昔の中国の刑罰なんか究極。そっちの方がガチ怖い。
でっかい穴掘って、大甕に集めた毒蛇とか、ゲジゲジとか、ムカデに蛙に蜈蚣+毒虫類をザーッ穴にと流し込んで、そこに罪人を突き落す。もちろんその過程をその人に逐一見せます。本当に罪のある人かどうかは別です。
突き落された途端にショック死なら幸福ですよね。その他は想像したくも無い。