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宮部みゆきさん

 おそらくは、今もっとも日本中で人気のある作家さんですよね?
 この方の書く推理物は私は苦手です。
 助長過ぎて面倒くさい。
 過去に私が本好きであると知った方から勧められた本が、彼女の「楽園」でしたが、3ページ読んで止めました。
 描写が細かい。
 細か過ぎる。
 そんなの、クロッキー程度で良いのです。
 クロッキーとは何かと言えば、最大30秒程度のデッサンです。
 瞬間的に人体の全体を把握するトレーニングですから、正確に描けなくても、何の問題も無い。
 つまりは、パッと見で全体を把握する訓練ですね。
 小説の、文章の一説ならば、それで良い。私はそう思います、が、彼女の文章はそうではなかった。執拗な状況描写が延々と続きます。それに音を上げて、私は読むのを止めました。
 後年TVドラマ化されたものを視聴して、ああ面白い♪とは思いますが、彼女の作品だけは、原作を読んでみようとは思いません。
 唯一の例外は「おそろし」だけかな?
 ミシマヤなんちゃらかんちゃらだけ。
 この作家さんの本領は、もしかしたら時代物かも知れませんね。
 そのジャンルに限っては、私は彼女のファンです。

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