厳密にはそうじゃないけど。
人間の心には進歩も退化も多分無いのでしょう。
「枕の草紙」は清少納言と呼ばれていた方のエッセイ集です。
美しきもののトップ=苺くいたる稚児の顔。
美味しい苺を食べて、顔がべたべたでも上機嫌で笑っている小さな子供の顔、かな?
千年経とうが、万年経とうが、人の心にはさして変化が無いのでしょう。
結構、現代の人間も普通に思っているような事が書かれているのよね。
現代訳語版でも、読むと面白いと思います。
話を1ミリだけ戻して。ディケンズのお勧めは「大いなる遺産」かな。
結婚式当日に男に裏切られて、そのことがきっかけで生涯をウエディングドレス姿で生きてることになってしまうミス・ハビシャムなるぶっ飛んだキャラも登場するので、面白いと思う。