〈百鬼夜話〉(カクヨム版)、完結することができました。
御高覧くださり、誠にありがとうございます。
創作にはオリジナリティが求められます。
でも、、世の中のすべてのオリジナリティが認められるとは限りません。
才能の有無も同じではないかと思います。
多くの人が認めるから才能があってオリジナリティがあるのではなく、認めてくれる人がいなくても、自分には才能があってオリジナリティがある、と思って書くことが大切なのではないか、と己に思い込ませて書いております……
晩年に、あるいは亡くなってから世の中に評価された芸術家は枚挙にいとまがありません。
宮沢賢治先生も金子みすゞ先生も、その才能を見出して世に出すために尽力してくれた方がいらっしゃったことを考えれば、たとえ読者が少なかったとしても書き続けられるようにも思います。
そう考えると、誰かの才能を見出すのも才能の一つである、ということも言えるかと思います。
という理屈を並べて、才能なんかこれぽっちく独善的駄文を書き綴る己を慰めて…… いえ、誤摩化している今日この頃でございます。