皆様ごきげんよう。
連日暑いですね。もう毎日タオルケットも掛けないで寝られるくらいです。皆さんも熱中症などには気をつけてください。
さて、現在更新中の「胡蝶の夢は、雨に消えてしまえ」と近況ノートで更新していた、「何も起こらなかった世界〜He didn't cause the accident.〜」に出てくる籤浜和樹について語りたいと思います。
本編中ではすでに故人の彼ですが、この物語のきっかけとなる人間なだけあって、彼の生死や事故を起こすか起こさないかでだいぶ違うルートに進みます。
そんな彼はどんな人間なのか? サブキャラですが、語らせてください。
1 雑イメージ
グリフ⚪︎ンドール
パロをするならば、本人からしてもまさかなグリフ⚪︎ンドールで、陽キャな生活を送っています。自分よりも出来のいい腹違いの弟は悪名高いスリザリンで、ちょくちょくマウントを取りますが、その場面を叔父の彰に見つかると、父親そっくりの顔でゲンコツを落とされ、また、「兄さんと俺と伊吹に迷惑をかけるな」と圧を掛けられて、「俺そんなに信用ないかよぉ」とよくしょげて、父に手紙を書いて慰められています。
2 見た目
彰程ではありませんが、父と親子というのが良くわかる顔立ちをしています。しかし瞳は母譲りの茶色でそこは本人的には残念がっています。
3 性格傾向
グレていた頃はともかく、更生した後は父親思いな息子です。無理しがちな大志のことを気にかけて、大志の側にいなければ、と思っています。
根はまっすぐで、素直で、染まりやすく上の人間に可愛がられるタイプです。
また、見た目はヤンチャな兄ちゃん、という感じですが、礼儀作法は結構しっかりとしています。父に教えてもらった事なので、大事にしたいのです。
4 趣味
バイクです。
ツーリングもバイクの整備も好きでした。その趣味を通じて、彼女が出来て、気のいい人間ばかりが集まる整備工場で働く事ができました。
しかし、事故を起こして生還した場合は、父がバイクを乗るのを止めるように命令され、心配をかけてしまった事や、自分が整備したバイクで起こした事故なので整備士としての自信を失い、バイクを手放しました。なので、無趣味になったのを気にしています。
父からは、資産運用を、伊吹からは、演歌と時代劇を勧められて困っています。
5 憧れの人、もの
父です。
迷惑をかけてしまったけど、でも世界一の父親だと、心の底から思っています。
6 周囲の人との関わり
父
尊敬する父です。
父の支えになりたいと思っています。自分が一番そばで父の事を見てきた、と思っています。
伊吹
過去、自分とは違いすぎる恵まれた環境にいた、と思っていていじめていました。長じてからは、父に認められているのに、父を軽んじているように思えて違う意味で嫌っています。
ですが、自分が事故を起こし、父が脳梗塞で倒れたルートでは、父の「死ぬ前に伊吹に謝りたい」という父の願いに付き合って共に謝りに行きました。そこで、伊吹に許され、二人で腹を割って話し合えた事、伊吹と父の仲が改善された事で、伊吹の事を弟と認められるようになりました。
素直ではないですが、態度が分かりやすいので伊吹にも、兄と認められています。
彰
叔父ですが、歳が近いので、彰兄ちゃん、と昔から呼んでいます。
幼い頃、伊吹を虐めている現場を見つけられると即拳骨を落とされていました。
その事に色々と理不尽を感じていましたが、顔が父とそっくりなので、渋々いう事を聞いていました。
母
軽蔑しています。
父を支えもせず贅沢して遊び呆けているし、父の立場が悪くなるような事があれば、絶対に父を捨てる、と確信しています。
7 作者所感
本当は、ここまでキャラを作り込む気はありませんでした。
ですが、大志を書いているうちに自然とキャラが膨らんできました。
意外性の塊ですね……!