ごきげんよう、くぅちょです。
昨日更新してませんでしたね。でも、なんかもういいかな! マイペースにやっていきますね!
さて、今日は、3篇目の番外編、「後の祭りの畳み方」が終わった日ですね。読んでくださった方、大変ありがとうございます。
何か感じた事があれば、コメントなどくれると大変嬉しいです!よろしくお願いします!
明日からの番外編は、刹那と千秋、それぞれの番外編になります。前の3篇とは違う感じになっていきますので、よろしくお願いします!
さて、今日は千秋と刹那の父の犀陵時次について語っていきます。
1 雑イメージ
2 見た目
3 性格傾向
4 趣味
5 憧れの物、人
6 周囲の人との関わりについて
7 作者所感
1 雑イメージ
「グリフ⚪︎ンドール」
強引でリーシップがあり、熱い男です。あまり時間がかからず寮が決定した事でしょう。理想を追い求めて走り続けるタイプです。情熱的な男なのですが、ある意味まっすぐすぎるので、一つ折れれば全部折れることもあります。
2 見た目
豪快な雰囲気で、顔も体も大きめで、腹が出ています。大学時代はラグビー部で、体格がいいです。よく笑みを浮かべる気のいいおっちゃん、という雰囲気です。
3 性格傾向
理想家で、情熱家です。夢や目標があれば、そこに向かってまっすぐと突き進んでいけるタイプです。ですが、まっすぐ過ぎて、自分が周りにどう思われているか、見過ごしているものはないか、という事をよく取りこぼしがちです。ですが、それに気が付けばすぐに反省して立ち止まれる素直さも彼の憎めない所です。
とはいえ、一上場企業の会長らしく、仕事は厳しく、結果が伴わない事には厳しく、冷徹な所もあります。ですが、環境要因が強かったり、本人がたくさん努力した跡があったり、結果が出ない中でも腐らずにいたり、という事があれば、結果が出ない中でもきちんと認めるべき所は認める度量は備わっています。
というか、そんな逆境でもなんとか精一杯頑張る人間が逆に好きです。次は、結果が出るようにサポートしたくなります。
逆に、権利ばかり主張し、義務を果たそうとしない人間ややるべき事を他人に押し付けて逃げる人間、真面目な人間がバカを見る状況は嫌い、そういう人間が自社にいるのを発見したら、退職に追い込む事も辞さない所もあります。
4 趣味
旅行や、ラグジュアリーな空間に行ってもてなされる事が好きです。
また、仕事で使うもの全般拘っていて、一つ一つの持ち物全て金を掛けています。一見すると、金を掛け過ぎて嫌味な格好になりそうですが、そこは妻がうまいこと調整してくれます。嫌味にならない程度に、しかし威厳が出るように、と意見しているので信頼しています。
旅行は好きなのですが、妻や家族を引き連れて色んな場所に行き過ぎて飽きがあるのも否めません。なので、妻や家族以外、付き合ってくれる人間がいないか、"親友の"大志を見つめています。
5 憧れの人、物。
「育ての良さ」に憧れを持っています。
というのも、生まれは下町で、言う程育ちが良いわけではありませんでしたが、父に連れられて行った高級ホテルで、そこで働くホテルマン達の立ち振る舞いや優雅な姿に感銘を受け、今でも強い憧れとして残っています。
なので、所作が綺麗で優雅な立ち振る舞いをする人間の事が大好きです。そのような人間を目にすると、真顔でガン見する癖があります。特に若い頃は、そういう人間にフラフラと近寄ってしまう癖がありました。また、そのような人間に優しくされると直ぐに好きになります。相手はそうとも思ってないのに、直ぐに「親友!」と思い込むくらい好きになります。
6 周囲の人との関わり
妻(玲奈)
昔から信頼する妻です。かつて、自分の秘書だったのが縁で結婚しました。ですが、あまりの厳しさに、ほとんど毎日「なんで俺はこの女にプロポーズを?」と思っています。実は、あまり妻から愛されている実感はなく、「浮気にずっと嫉妬してた」と告白する姿は意外で、可愛らしく思いました。
また、顔というよりは立ち振る舞いが常に綺麗で優雅で美しく素晴らしい、と思って、心からの本心でいってきます。愛人はいたのですが、妻からの嫉妬の告白に「そうかぁ。愛されてたのかあ、私」と素直に愛人と別れました。
千秋
長男。中等部に上がるまでは、あまりの従順さと自己主張の無さに、将来が心配になり、色々とお節介をしようとしましたが、千秋は伊吹と出会ったことでどんどん自己主張をするようになり、リーダーシップを発揮するようになり、次第に「信頼する息子」と思うまでになりました。
会社を早々に継がせたのも、後悔はしていませんし、特に千秋の経営手腕には文句はないようです。
でも、偶になんか「未来でも見ているのか?」と思うような行動をする事があり、「あまりそんなチートに頼るなよ」と思っています。機会があればキチンと釘を刺したいです。
刹那
次男。大学入学までは、引っ込み思案で千秋か妻の背中に隠れていて、友人もできず自分と目も合わそうともしない、期待どころか心配ばかりな息子でした。
ですが、刹那が伊吹の為に、と初めて勇気を振り絞って自分に向かってきたのを見て、自分は大志からずっと目を背けていたのに、千秋も刹那すらも大切な人から目を逸さなかった事に強い敗北感を抱きました。
千秋と比べて、周りの目を気にしなさすぎる所に、大丈夫か?と思う時もありますが、その真っ直ぐさと容赦の無さと迷い無さは認めています。
時次からしたら、会社は千秋に譲った、というよりも、千秋と刹那、両方に譲った、と表現した方がいい、期待する息子です。
伊吹
親友の息子です。
それに加えて、なかなか頭も回る所を気に入っています。自分も仲良くなりたいです。なんで千秋は、学生時代に伊吹を家に連れてこなかったのか不思議です。仲良くなりたいのです。親友の息子なので。
大志
誰がなんと言おうと親友です。
昔は、
「えっ、こんな育ちが良くて努力家で穏やかで礼儀作法も完璧で所作が綺麗で顔がいい学友がちょくちょく話しかけてくれるなんて! 嬉しい!! 親友!!!!」
と思ってました。
正直、契約書にサインをさせても安心は全くしていません。できたら病院に行って治療をしてもらいたいのですが、大志にその意思はなく、生への執着がない所は目が離せません。
ですが、姿勢が良くて、不器用で、真面目で堅実で、言葉遣いが丁寧で、責任感が強い所はやはり昔のままだと、嬉しくて、涙が出そうになります。
7 作者所感
最初は、本当に時次と大志は親友関係でした。
ですが、「後悔はラムネの泡のごとく」を書いている時、大志を書いてたら「なんか違うな」、と一方通行な思いを抱く人間になりました。
でも、そちらの方が面白くなったかな、と思いますがどうでしょうか。
なにかご感想があれば是非。待ってます!