皆さま、ごきげんよう。くぅちょです。
この我ながらだれが見ているんだろう的な近況ノートですが、まあSSネタは降っては来るので、ちまちま書いていこうかな的な境地になりました。気が向いたらコメントやいいねがあればください。踊り狂って喜びます。
さて、今日は「後悔はラムネの泡のごとく」の完結ですね。千秋と刹那の父、時次の話はどうだったでしょうか。千秋と伊吹と同じく、父同士も親友だったみたいです。とはいえ、時次視点の一方からしか書いていないので、もう一方の視点も大事ですね。ほら、「自分から見た景色と他人から見た景色は違うもの」ですので。
ですので、明日からは伊吹の父かつ時次の親友?の籤浜大志視点の番外編になります。彼も「伊吹の父……。伊吹の父……!」と思って書きましたので、楽しんでください。ギャグになります! きっと!
さて、今日は伊吹の叔父の瀬川彰について語りたいと思います。そこまでネタバレはないはずです。
例のごとく、以下の項目順に語っていきます。よろしくお願いしますね。
1 雑イメージ
2 見た目
3 性格傾向
4 趣味
5 憧れの物、人
6 周囲の人との関わりについて
7 作者所感
1 雑イメージ
レイ〇ンクロー。
いや、基本優秀でしっかりもので勉強熱心なので。
ハ〇ポタパロするなら、なぜかスリザリンに組み分けされた伊吹をめちゃくちゃ心配して、自分が卒業するまで気にかけて千秋と刹那に「邪魔!」と思われそうです。伊吹に対していじわるばっかりいう伊吹の腹違いの兄に対しては、その現場を見つけては拳骨を落としに行きます。意外とアグレッシブなのです。「兄さんと俺と伊吹に迷惑かけるなよ」と常に伊吹の腹違いの兄に対しても圧をかけ続けています。
2 見た目。
黒髪黒目。そして、顔は伊吹の父親、籤浜大志とそっくりです。昔の大志の写真を持ってくると、彰か大志か見分けるのに苦労します。
身長は伊吹と大志よりも高いです。高身長です。端正な顔です。ええ。モテます。結婚したいまでも、モテます。
3 性格傾向
基本的にまじめでしっかり者で常識的です。
自分の認めた人間には甘いのですが、一度「こいつは敵」と認識するとしつこく恨みを持ち続けます。
ですが、年下の人間には比較的甘いです。やらかしも、拳骨一つでまあ許してくれるでしょう。
そして、モテます。
高身長高学歴出世候補なので、いろんな場所でモテます。ですが、彰は、自分が愛人の子であるのを理由に、腹違いの兄姉からいじめられたり他人からうがった目で見られた経験が忘れられず、本人的には誠実な結婚生活を送りたいのです。それに、自分が長兄にしてもらったような事を自分ができるとも思えないので、よそに子供ができるような行為はしませんし、そのような誘いをしてくる人間は軽蔑の対象になります。そういう誠実なところもまたモテる理由です。
4趣味
株式運用とイラストロジックと実用書を読むことと家族でランニングです。
ささやかですが結構趣味は多いです。全体的に、頭を使ったり細かい作業が好きです。
株式運用は、結婚と娘の誕生祝い、自分の身内で唯一お祝いをしてくれた大志から祝儀とは別に株を譲られたのをきっかけにやり始めました。なかなかの成果が出ているようです。
ランニングは中年太り対策でやり始めました。娘と妻は自転車で付き合ってくれます。昔なら考えられない幸福でささやかなひと時をかみしめています。
5憧れの人、物。
自分も株をやっているので、自分よりも稼いでいる億り人を「すごいな。俺もこうなれたら」と思う時はあります。でも、いざ億の資産を築けたとしても、子供の手前、仕事をやめるかどうかは微妙なところです。
そして、母亡きあと、本家に引き取られたとき、自分に唯一優しくしてくれた伊吹の父である籤浜大志に憧れを持っていました。ですが、今は伊吹への対応から、大志のことを信じきれなくなっています。その思いを抱えている様がなんだか痛々しく、妻に心配されています。
6 周囲の人とのかかわりについて
伊吹
かわいい甥っ子です。
自分と境遇が似ているうえに素直で、努力家でシンパシーを感じています。伊吹からのお願いなら、ついなんでも叶えたくなってしまいます。でも、伊吹の厄介さにはあまり気が付いていません。というか、伊吹の厄介さがでる場面は、彰自身も「伊吹がそうなるのも仕方がないな!」と思ってしまう場面が多いので、気が付けません。
大志
複雑な感情を持っている腹違いの兄です。
自分の今の年齢が、自分と大志が初めて出会った年齢なので、つい「俺が兄さんの立場なら、俺は同じことができただろうか」とか考えてしまいます。
感謝はしているのですが、伊吹への対応からどうも今は素直にその思いを表せません。でも、大志から手を伸ばしてくれれば、その手を握る気はあるようです。
伊吹の腹違いの兄
困った甥。夜遊びで警察に補導されると、忙しい大志の代わりに警察署に迎えに行ってやったりなんか自棄になっていたのを鉄拳制裁で叱ったりとか色々していました。亡くなったときはそりゃ悲しかったし、「最期まで困ったやつだ」と呆れた思いでした。でも、本家ではあまり質の良くない身内がちょくちょく出入りしていたり、父の大志はともかく母親はネグレクト気味だったり、と、「今思えば、あいつも大変だったな」と思う時も多いです。もしも、家庭環境がもう少し良ければ、あいつはどう育っていて、伊吹とはどんな関係だったのだろう、と本家の仏壇の位牌を見る度に思ってしまいます。
妻(加奈子)
信頼する妻です。
彰はそりゃ愛していますし愛されていると思っています。妻もちゃんと愛していますが、実は彰を落とすのに並みいるライバルたちを蹴落として彼女、妻の座をゲットしたので、妻の方は彰を狙う女の影がないか常に目を光らせています。
また、彰の過去のトラウマが根深いので、妻は心配しています。内心、自分たちの結婚と娘の誕生を祝ってくれた大志とその息子の伊吹以外の籤浜の親族たちとは縁を切ってほしい、と妻は思っています。大志と彰に対しては、「もっと話し合ってみては?」と思われて心配しています。
娘(三奈)
可愛い娘です。でも、勘が良すぎて怖い時がちょくちょくあります。最近、妻のおなかが気になっているようで、夫婦で「まさか……?」となっています。
7 作者所感
伊吹の叔父、という設定が出来た時から性格もキャラ設定もそこまでぶれず今に至っているおじさんです。名前もあっさりと決まりました。
個人的には伊吹、大志、彰の籤浜の3人の中で一番バランスがいい人なのかもしれません。
彰に関しては以上です。
お付き合いいただきありがとうございます!