• エッセイ・ノンフィクション
  • 歴史・時代・伝奇

『光る君へ』で近況ノート(8)「待ち望まれた日」より

彰子の出産に関して敦康親王、一条天皇の微妙な表情の演技が印象的な回でした。これから先起こることを知って観ていると表情の物語っていることが分かるからか…。

五十日の祝いの場で『紫式部日記』が再現されていたシーンでは…
右大臣顕光は『紫式部日記』に「いい年をして、とみながつつきあっているのも知らずに、女房の扇をとりあげ、みっともない冗談などもいろいろおっしゃる(中野幸一訳)」と可哀想な書かれ方(笑)が再現されていました。
また、実資には立派な方だと自ら話しかけてみるなど、さすが紫式部。異性に対しては客観的で見る目が確か。ドラマではそれが「女房たちの衣装の褄や袖口の襲の色を数えていらっしゃるご様子はほかの人とは格段に違っている(中野幸一訳)」酔った目でそれを再現しているロバート実資なわけで大ウケでした‼

※ドラマでは話しかけていませんでした(笑)

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する