「創作とは何か?」
という大上段に振りかぶったような問いがあります。
この「~とは何か?」という型が私はけっこう好きなのであります!!
型はともかく、私はちょっと書きすぎてへばっているので、本を読んでいます。
といって、いま書いているものと関係のありすぎる本では、少しも頭が休まらないし、何だか自分と波長の合わない本を読むと、かえって疲れる。
という訳で、何を読んでいるかというと、村上龍の「五分後の世界」と永井荷風の「問はずがたり・吾妻橋 他十六篇」(岩波文庫)である。
何だろう、この選び方は。
と思われるかもしれないが、どちらも文章がシンプルで、あまり余計なことが書かれていないので好きなのであった。
つまり、創作に必要なのは、休憩と栄養補給を兼ねた読書ですよと言いたいのでした。