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息を吸いながら話す の巻

声を出す時には普通、息を吐くのが当然である。

しかし、アホな小学生は休み時間に友達と話す時に、息を吸いながら「(吸)こんにちは~(吸)」などと、変な声で話したりするものだ。


「バカだなお前は(笑)」

「(吸)バカとは何だ(吸)バカって言ったら自分がバーカ(吸)」


何だろう、この引っ込む声は……。

大人なら、酔っていてもまずこのような発声法は想像の圏外にある。
私は大人だが、こんな風に喋ったことがあったっけと急に思い出す。
やってみれば面白いはずだが、さすがに人前でこの喋り方はできない。

ユーモア小説の題材になるかというと、ならない。どちらかというと朗読や映画に向いているアイディアで、ここぞという時に、あるキャラクターがこういう喋り方をする、という使い方が良いのでは。

あるいは、朗読のYoutube配信などに使えるかもしれない。有名な作品を吸う声で読む。意味や意図はないのだが、特に説明もせず、謎のまま、なぜか有名な作品ばかり読む。これはPV数を稼げるかもしれない。

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