「寓意の無い寓話集」について、時々考えている。
12くらいの素案があるのだが、冒頭とお終いにはこれを配置しよう、という部分的なアイディアが浮かんだ。
やったー!
と喜びたいところだが、どうもうまく発展しない。もともと「キャラクター」を作って書くような作風ではないし、複雑なプロットを設計するタイプでもない。
ではどのように書いていたかというと、終わらせよう終わらせようとして書いていた気がする。
あるいは、落ちを作ってから中間と序盤を書くとか。
どうもこれでは読み物としての形にならないので、枠を考えてみた。たとえば、
・子供向けの3分のアニメとして。
・5分のショートムービーとして。
・30分の短編映画として(大学の学園祭で上映)。
・50分の枠のNHKで放送するドラマとして(金曜日の夜10時から)
・90分の映画として。
・50分×3回のミニシリーズのドラマとして。
こんな感じで、「このアイディアを映像化する場合、どうなるか」を検討してみるとよいのではないだろうか。