お正月の時点では、上半期の目標は「立ち読み紳士」と「濁点・半濁点なし文」を中心とするはずだった。
しかし、10日ほど過ぎてみると、そっちの二本は運行停止みたいな状態で、では何をしているかというと「奇妙な趣味を持つ若者に話しかけられた男」の第二話以降をずっと書いている。
この話は前にも書いたとおり、最初の話の後で最後の話を書いて、また前に戻って、という順番で全9話を書いているので、
「途中まで書いたけど、もうこの先は書けない!ごめんなさい」
という風には絶対にならない!
そこは安心してくださいよ!!
でも最終話とその手前を書いてしまうと、やはり2,3,4,5話と、ついつい順番に書いてしまう。これはこれで「まあ仕方がない」と思っている。
これとは別に、以前「びっくりガム」という、妹が変な発明品を作るという話を書いていて、これの前日譚も考えている。
こちらはなぜか、前へ前へと書き継ぐようになりそうである。想像力の方向としては、物事の後へ後へと進むのが自然と思うのだが、不思議なことに「その半年前はこうだった!」「一年ほど前はこうだった!」となるのでる。
これが5話くらいまとまれば面白いよなあ、と自分では思っている。
しかし、いつまでにどのくらい書く、という予定を立てても自分は当てにならないしな……。