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続・どんな時に「やる気」が出てくるのか

以前「創作論のメモ」にも書いたことではあるが、やはり何かの創作物に触れて「これは面白い!」と興奮しないとエンジンがかからないっぽいところが自分にはある。

しかし、この近況ノートをアドリブ的に書いていて先日ふと思いついたのだが、長編小説を読むと批評意欲が刺激されてしまう。短い小説や掌編の方が創作欲を高めるらしい。俳句や短歌に刺激を受けるというのも、おそらく同じ傾向のあらわれではないか。

昨日はたまたま「本の雑誌」の年間のベストがあれこれ掲載されている号を読んで、これも刺激を受けた。とにかく情報量が多いので、頭のマッサージを受けたような気になる。ただ小説はあれこれ紹介されていても、新書や学術系の本、漫画は範囲外のようで、それは他との棲み分けがされているらしい。

それからNHKの番組テキストで、スピノザに関する本が面白かった。前々から「エチカ」はとても読みこなせないと思っていた自分に「第四章から読んだ方がいいですよ」とアドバイスしてくれて、さらにそのまた前の段階から親切に教えてくれる、良書であった。自分も人には丁寧に、親切にしようと思った次第です。

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